『ピーター・パン&ウェンディ』ジュード・ロウ
ディズニー最新作『ピーター・パン&ウェンディ』で、ピーター・パンの宿敵であるフック船長役を演じたジュード・ロウ。彼は撮影現場でつねにフック船長になりきり、子どもたちを怖がらせてしまったそうだが、その後どのように子どもたちとコミュニケーションをとったのだろうか。
ジュードは先日、人気トーク番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に登場。その中で、『ピーター・パン&ウェンディ』について語った。
「すばらしい監督であるデヴィッド・ロウリーが、フックじゃないぼくを見せないようにするアイデアを出してくれた。ぼくはずっとフックのままで、本当に怖くて意地悪をする機会があったよ(笑) ちょっとひどい話だけど・・でも、いきなりジュードとして小さな6歳の子に話しかけて、その後いきなり『嫌われ者だ、俺はフックだ!』となるのは嫌だった。だから、代わりにフックに徹したんだ。そうそう、映画の中で見られる多くのリアクションは、初めて会うぼくや彼自身に対する彼らのリアクションなんだ」と語ったジュード。
最後には、フック船長ではなく、ジュードとして子どもたちに会うことができたといい、「子どもたちを“買収”するために大人がやるべきことをやったんだ、アイスクリームバンを雇った。現場で運転してアイスクリームを配ったんだ。チョコレートアイスほど、子どもに大丈夫だって思わせるものはないよ」と、すてきなエピソードを披露した。
「ピーター・パン」は、1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲および小説によって発表されて以降、映画やミュージカルそしてテーマパークのアトラクションとしても世界中で親しまれてきた。これは空を自由に飛べる少年ピーター・パンとロンドンに住む少女ウェンディら姉弟がネバーランドで冒険を繰り広げる物語で、中でもアメリカでの公開から今年で70周年を迎えるディズニー・アニメーション『ピーター・パン』は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の一作。大人なら誰しもが一度は経験したことがある、子供の頃のかけがえのないひと時がフラッシュバックするようなワクワク、ドキドキが詰まったファンタジー作品だ。そんな世界中の子供から大人まで幅広い世代に支持され、今なお愛されている小説と名作アニメーションが、今回新たなストーリーで実写版『ピーター・パン&ウェンディ』として鮮やかに生まれ変わる。
『ピーター・パン&ウェンディ』は、4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信。