男性がなりやすい病気、高血圧1.4倍、肥満1.5倍、糖尿病2倍、心筋梗塞4倍。女性がなりやすい病気、ぜんそく1.8倍、うつ病2倍、骨粗鬆症1.8倍、自己免疫疾患9倍――。つい最近まで「病気に男女の違いはない」と考えられてきた医療の世界で、今、大きな変革が起きている。その鍵は「男女の体の違い」に注目し、目覚ましい進歩を遂げつつある“性差医療”だ。
“性差医療”の普及が進みつつあることで、心臓病の分野などでは見逃しが多かった女性患者の命をより多く救うことができるようになっている。また、男女問わず生存率を高める新たな治療戦略にもつながったりするなど、女性にも男性にも大きなメリットをもたらし始めているという。
30日・第2回の「無意識の壁を打ち破れ」には、アンミカ、関ジャニ∞・村上信五が登場。自動車の安全性能からオフィスの標準室温まで、社会で“当たり前”とされてきた仕組みは、実は男性が基準になっていた!?