セイント・ヴォン・コルッチ
先日、韓国で活動する俳優/ミュージシャンのセイント・ヴォン・コルッチが、美容整形手術を12回重ねた上に死亡したとの報道がされ、世界中で話題となった。しかしこのニュースは真っ赤なウソだったのかもしれない。
先日英Daily Mail誌は、カナダ出身で韓国で活躍する俳優、セイント・ヴォン・コルッチが22歳で死亡したと報じた。彼は西洋的な容姿をK-POPスターのような見た目に変えようと、12回も整形手術を重ねたのち、アゴのインプラントから感染症を発症、インプラントの除去手術を受けたがうまくいかず亡くなったという内容であった。これをもとに他のメディアも次々と同様のニュースを伝えた。
さらにニュースでは、セイントの広報担当者であるエリック・ブレイクと名乗る人物が、彼は2019年にエンターテインメントのキャリアを求め韓国へ渡ったと話していると報じられた。エリック氏は「彼は自分の顔に満足していなかった」「実際に彼に韓国での仕事を見つけるのはとても大変でした。彼は西洋的な容姿に差別を感じていた」と、詳細を証言していた。
しかし今回、米TMZが報じたところによると、これら一連の報道は「すべてウソであった」とのこと。さらにセイント・ヴォン・コルッチは実在すらしていない架空の人物である可能性もあるという。
第一報では、セイントは今年の10月にアメリカの主要ストリーミングサービスで配信される韓国ドラマ「Pretty Lies(韓国語では「Cogimar」)」(全8話)で主人公のひとりである留学生を演じているなど、詳細も伝えられていただけに、これがフェイクニュースであったとしたら謎が多い。
続報が入り次第お伝えする。