『フェイク』photo : Mandalay/Baltimore/Kobal/Shutterstock
ジョニー・デップ(59)とアル・パチーノ(83)が、1997年に制作されたスリラー『フェイク(原題:Donnie Brasco)』で共演してから25年以上が経ち、パリで再会したことが話題となっている。
デップとパチーノは、パリのシネマ・デュ・パンテオンで、『フェイク』の上映会に出席した。トークイベントにも参加した2人。パリの劇場を後にする際、パチーノは黒のドレスシャツをネクタイなしで着用し、首からシルバーのネックレスをぶら下げたオールブラックのルックで、デップは、パッチがあるブルージーンズを身につけたデップらしいスタイルを披露した。
またパチーノといえば、4月25日に83歳の誕生日を迎えたばかり。彼はバースデーもパリでお祝いしたようだ。
デップは、最新出演作『Jeanne du Barry(原題)』の公開を控えている。本作は、デップが演じる国王ルイ15世の寵愛(ちょうあい)を受けたタイトルキャラクターを題材にした歴史ドラマとなる。本作は、デップにとって2020年の『MINAMATA―ミナマタ―』以来の実写化プロジェクトだ。
さらにデップといえば、イタリアの芸術家アメデオ・モディリアーニについての映画を監督することが発表されている。共同プロデュースに、パチーノのほか、バリー・ナヴィディが名を連ねている。
ジョニーは、Hollywood Reporter誌に、「モディリアーニ氏の人生の物語を映画化することは、私にとって信じられないほど光栄で、本当に謙虚なことです」と声明を発表。「それは大きな苦難と最終的な勝利の人生であり、すべての視聴者が共感できる普遍的なヒューマンストーリーです」と続けた。ジョニーは、『ブレイブ(原題: The Brave)』で監督と脚本、主演を務めており、これに続き今回のプロジェクトは25年ぶりの監督作となる。