キム・カーダシアン
キム・カーダシアンは、弁護士の仕事に専念するためなら、リアリティスターとしてのキャリアをあきらめるだろうと語っている。
キムは先日、「2023 TIME100 Summit」のパネルに登場。彼女は、カメラから離れた生活を考えることはないかと尋ねられ、「つねにテレビに映るもの、外に出るものがたくさんあるけれど、私たちがプライベートな時間をたくさん大切にしていることは、私の友人や家族も知っていると思う」とコメントした上で、国の刑務所制度における不正と戦うことが、彼女の「人生でもっとも意味のある仕事」になることを望んでいると付け加えた。
「私は、いつも私のマネージャーである母とジョークを言うのよ。『キムは引退して、弁護士になるつもりなの』ってね」とコメント。また先週は実際に、クロエ・カーダシアンと初めて刑務所を訪ねたというキム。「本当に目からウロコだった」とコメントした。
キムといえば、2007年からリアリティスターとして活躍する一方で、アパレルブランド「スキムス」やビューティーブランド「SKKN BY KIM(旧KKWビューティー)」を立ち上げるなど、多方面で活躍している。
そんな彼女が、刑務所改革のための戦いに興味を持ち始めたのは、初犯の薬物犯罪で有罪判決を受け、1996年から刑務所で終身刑を受けていたアリス・マリー・ジョンソンさんのことがキッカケだったようだ。キムはジョンソンさんの解放のために時間を捧げ、個人的にホワイトハウスも訪問。この件でドナルド・トランプ元大統領と会談もした。トランプは2018年に彼女の刑を減刑し、ジョンソンさんは釈放された。それ以来、キムは他の複数の受刑者の釈放を提唱するようになり、2019年には弁護士になるために勉強していることを明らかにしていた。
またキムは同イベントで、2025年2月に実際の司法試験を受ける予定であることを明かしている。