山梨県北杜市は、アウトドアブランド「THE NORTH FACE」との包括連携事業の一環で、小中学生を対象とした登山学校「ほくと 山の学校 2023」を5月7日(日)に開校する。

「ほくと 山の学校 2023」では、来年2月まで年間7回のプログラムを実施。八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳をはじめとする南アルプス、奥秩父の瑞牆山(みずがきやま)など、北杜市を囲む山々をフィールドに、山岳ガイドのレクチャーで、登山やクライミング体験を通して山の楽しみ方を学んでいく。

山の楽しみ方を学び、山の魅力を知ろう!

北杜市は、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父山塊など、バリエーション豊かで魅力のある山々に囲まれている。「ほくと 山の学校」は、北杜市の山を中心としたフィールドで山の楽しみ方を学ぶことで、子どもたちに山の魅力を知ってもらおうと、市内外の小学校5年生から中学校3年生を対象に、令和2年から毎年開催している。


年7回のプログラムでは、山の基礎講座をはじめ、1泊2日での八ヶ岳登山や、自然の岩でのクライミング、雪山登山など、本格的な体験ができる。


この「ほくと 山の学校」は、令和2年に、アウトドアを通した地域活性化を目的に、ゴールドウインが展開するアウトドアブランド「THE NORTH FACE」との包括連携協定を自治体では初めて締結し、その一環で行われている。北杜市は、今後も子どもたちに山の魅力を伝え、多様な自然環境を活用しながら、住み続けたいと思えるまちを目指していくとしている。

「ほくと 山の学校 2023」概要


「ほくと 山の学校 2023」は、市内外の小学校5年生~中学校3年生が対象で、参加料は全7回分30,000円、定員は16人。

スケジュールは、5月7(日)が開校式・基礎講座「山の不思議、山の魅力、安全登山についてたくさん学ぼう!」、6月10日(土)が瑞牆山にて「山いっぱいに咲くシャクナゲの花に会いに行こう!」、7月8日(土)~9日(日)が八ヶ岳の編笠山・権現岳にて「山小屋に泊まって山の上でしか見られない珍しい花、高山植物を学ぼう!」、8月15日(火)が石空川渓谷にて「東日本最大の落差を誇る迫力の“精進ヶ滝”を見に行こう!」となっている。

以降、9月30日(土)にキノコ狩り、11月11日(土)に三ツ峠にてクライミング体験、2024年2月17日(土)に北八ヶ岳で雪山体験と続く。

申込みはWEBサイト上の申込みフォームから受け付けており、締め切りは5月2日(火)。詳細はWEBページで確認を。山の楽しみ方を学ぶ「ほくと 山の学校 2023」に参加してみては。

「ほくと 山の学校 2023」WEBページ:https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/kankou_else_yamanogakkou2023_kaikou.html

(さえきそうすけ)