メーガン・トレイナー
米歌手のメーガン・トレイナーが、「教師なんてクソくらえ」との発言をし、批判が殺到している。
現在2歳の息子ライリーくんの子育て中であり、第二子を妊娠中のメーガン・トレイナー。彼女は4月19日に放送された自身のポッドキャスト番組「Workin' On It with Meghan Trainor & Ryan Trainor」内で、自分たちの子供はホームスクーリングをするといった話題に触れたのだが、その流れで「アメリカで子供を学校に行かせるのって、『私は防弾機能つきリュックを持ってるんだ』って会話をすることだよね。ほんとクソみたい」と、アメリカで多発する学校での銃乱射事件を批判。
さらにゲストのトリシャ・ペイタスが「先生たちもイジワルな人がいるよね。私の先生もイヤな人で、トラウマだった」と話すと、メーガンは「先生ね!クソくらえだよ!」と、放送禁止用語を使って罵倒した。
このメーガンの発言がネットで拡散され炎上。特に実際の教師たちから「心無い発言」「教師がどれだけ大変な仕事かまったくわかっていない」といった批判が集まった(現在この発言はポッドキャストのエピソードから削除されている)。
この状況に対し、メーガンはTikTokにて謝罪の動画を投稿。彼女は「最近私は『先生なんてクソくらえ』って言ってしまったけど、本音じゃないんです」と話し始めた。
メーガンは「アメリカで子供を学校に通わせるということが、いかに恐ろしいことでクレイジーなことかを話していて、白熱してしまった。トリシャや私の夫が過去に教師にされたことを知っていたし、私も先生にいじめられた経験があったから、私は怒ってあの発言をしてしまった。でもそれは昔の特定の先生たちへ向けた言葉であって、すべての教師の人を意味したわけじゃないんです」と語った。
さらに「私は先生たちが大好きだし、彼らのために戦う。教師はもっとも大変な仕事だし、給料に見合っていないと思う。私たち全員を育ててくれているのに、もっとも評価されていない。言い訳はしたくありません、単純に申し訳ないと思っています」と、謝罪を述べた。
最後にメーガンは「いやな思いをさせてしまった先生方には本当に申し訳なく思っているし、自分の言葉にもっと責任を持つよう、自分に言い聞かせます。もっと気を付けます」と約束をした。