ヘンリー王子 Photo: ITV/Shutterstockヘンリー王子 Photo: ITV/Shutterstock

ヘンリー王子は、戴冠式にてロイヤルファミリーから離れた場所に座ることになりそうだ。

今年5月6日に執り行われるチャールズ国王の戴冠式。この式典には、1月に出版した回顧録「SPARE/スペア」をはじめ、あらゆる場面で王室を批判してきたヘンリー王子の出席も発表されており、彼の取り扱いがどのようになるのかに注目が集まっている。

そんな中、かつて王室で執事(しつじ)としてつかえていたポール・バレルが、The Sun紙の取材にこたえている。

ポール・バレルによると、式典におけるヘンリー王子の席次は、他のロイヤルメンバーから10列ほど後方になっているという。これは、戴冠式が終わり次第、ただちに立ち去るためだそうだ。

一部では、ヘンリー王子がイギリスに滞在するのは、24時間にも満たないのではないかとも報じられている。

またバレルは、ヘンリー王子がチャールズ国王やウィリアム皇太子と会話するような機会は持たれず、和解する可能性は極めて低いと見ている。

「残念ながら、和解に至るような機会はすぐには訪れないでしょう。ヘンリー王子は、他のロイヤルファミリーからかなり冷遇(れいぐう)されると思われます」と語ったバレルは、「ヘンリー王子はただ、父親から『来てくれ』と言われたから参加するだけなのです。一方、チャールズ国王としては、この記念すべき日に息子たちがそろって会場にいてくれるだけでも、十分にありがたいと感じているはずですよ」と付け加えた。

なお、戴冠式に出席するのはヘンリー王子のみ。妻のメーガン妃と子どもたち2人は、カリフォルニアの自宅に残る予定だ。

戴冠式が執り行われる5月6日は、ヘンリー王子夫妻の長男アーチーくんの4歳の誕生日でもあることから、自宅でささやかなバースデーパーティーを開くと見られている。