テイラー・スウィフトと、上空に出現した光 Photo: Mike Dunn/Shutterstock, @yourtampabayrealtor / TikTok
SNS上で、米フロリダにUFOが現れたという映像が続々と投稿され話題に。ところが、その正体はあの人気歌手のコンサートの演出だったようだ。
4月13日(金)から15日(日)まで、フロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームズ・スタジアムでは、歌手テイラー・スウィフトのコンサートが開催されていた。
UFO騒動が起こったのは、テイラー・スウィフトが「Don’t Blame Me」を披露しているときのこと。巨大なレーザービームが地上から空に向かって放たれ、会場内の人々からは、まるで光がテイラーを囲っているように見える。
ところが、この様子を知らない屋外の人々からは、ナゾの光が、雲の中を動いているように見えていたのだ。
すると、すっかりUFOだと勘違いした人たちが、このナゾの光をTikTokに投稿し始めた。
ある女性ユーザーは、この光の動画を撮影しながら、恐怖で叫び声をあげ、パニックにおちいっている。
女性の後方では、「あれはテイラーのツアーの演出だ」とさとすような声も聞こえたのだが、女性は「テイラー・スウィフトなわけがない」も強く否定。その上で「あんたを狙ってきたのよ」と断言した。
また、今回の演出を「テイラーが、ついに天国への扉を開いた」とユーモアたっぷりにイジる動画も話題になっている。
一方、当時コンサート会場にいたファンは、この騒動の答え合わせをするかのように、実際の会場内の映像を投稿している。
あるTikTokユーザーは、会場の外で光が動く映像と、テイラーが会場で「Don’t Blame Me」をパフォーマンスしている映像を編集して投稿した上で、「みんなごめんね!あれはUFOじゃない。間違いなく、スウィフティーズ(テイラーのファン)の強い思いだよ」とキャプションを添えた。