山下智久 Photo: Courdji Sebastien/ABACA/Shutterstock
米仏日共同の国際的ビッグプロジェクトとなるドラマ「神の雫/Drops of God」で主演を務める、山下智久に注目が集まっている。
4月21日(金)にApple TV+で配信がスタートした、ドラマシリーズ「神の雫/Drops of God」。日本では今年9月よりHuluで独占配信される。
日本で大ヒットした同名コミックを原作とした本作は、ぼう大な量のワインコレクションを残して亡くなったワインガイド創設者の遺産を相続するべく、彼の娘のカミーユ(演:フルール・ジェフリエ)と、彼の一番弟子である遠峰一青(とおみねいっせい/演:山下智久)が対決する物語。
日本では25年以上にわたり、俳優として活躍してきた山下。多くの日本のドラマで主演をつとめてきた彼だが、世界規模で配信される本作で主人公を演じるのは、また別の意味があるという。
このたび、米ピープル誌の取材に応じた山下は、「神の雫/Drops of God」で主演をつとめることについて、「このような大きな作品に参加できることを、ずっと夢みてきました」と語ると、「とても楽しみです。このプロジェクトに関わることができたことを光栄に思います」と続けた。
山下によると、彼は本作への出演が決まる前から、原作コミックのファンだったという。
そのため、本作への出演オファーを受けた際、返事に悩むことはなかったようだ。「制作会社からオファーを受けたとき、とても光栄でしたし、とてもワクワクしました。すぐに『この仕事を受ける』と決めましたね」と語った山下は、役作りのため、日本で40時間におよぶワインレッスンを受けたあと、撮影地のフランスでレストランめぐりをしたことを明かしている。
山下は11歳のときにジャニーズ事務所に入所。Jr.としてダンスと歌のスキルを学び、2004年にアイドルグループ「NEWS」としてデビューした。
しかし、2011年にグループを脱退し、2020年にはジャニーズ事務所を退所。現在は、流ちょうな英語を武器に俳優やアーティストとしてグローバルな活躍を見せている。
山下は演技と歌について、「太陽と月のようなもの」と表現する。
「音楽には、一瞬でその場の雰囲気を変える力がある。ぼくはそのエネルギーが好きなんです」と語った山下は、「一方、演技はより奥が深い。5年や10年後に、誰かがその映画やドラマを見ることになるかもしれないのです」と説明した。
そんな山下にとって、ファン(sweetie)の存在は大きい。
アジアを中心に多くのファンを抱える彼は、ファンからの「無条件の愛」によって支えられているとし、「ファンのみなさんに、恩返しをしたいと思っているんです。ぼくにとって、この業界にいるための一番大きなモチベーションですから」と述べた。