ハリー・スタイルズ(左)、バッド・バニー Photo: Rob Latour/Shutterstock
プエルトリコ出身の人気歌手/ラッパー/俳優のバッド・バニー(29)が、ワン・ダイレクションのメンバーで現在ソロ歌手/俳優として活躍中のハリー・スタイルズ(29)に謝罪した。
事の発端は、4月14日(金)から2週に渡り開催された、アメリカの大規模野外音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(通称:コーチェラ)」。同フェスで初日のメインステージの大トリを務めたバッド・バニーは、自身の曲「El Apagon」を披露したあと、ステージの巨大ビジョンに「おやすみなさい。ベニート(バッド・バニーの本名)は『As It Was』(ハリーの楽曲)ができるだろうけど、ハリーには『El Apagon』はできない」と書かれた、匿名のツイートを映した。
これを受け、ネット上では、今年の「第65回グラミー賞授賞式」で「年間最優秀アルバム賞」をハリーに奪われたからではないか(※)、もしくは、ハリーが過去に交際し、現在バッド・バニーと付き合っているモデルのケンダル・ジェンナーが関係しているではないか、など、様々な憶測が飛び交うこととなった。
※バッド・バニーも年間最優秀アルバム賞にノミネートされており、加えてスペイン語のアルバムが同部門にノミネートされるのはグラミー史上初のできごとであった。
なお、米JustJaredによれば、バッド・バニーの代理人と、彼のセットを担当したビジュアル・コンテンツ会社はこの直後、バッド・バニーがハリーをディスるツイートを承認していなかったことを明らかにしたほか、ハリーを批判する意図はなかったと述べたという。
そんなバッド・バニーは2週目の「コーチェラ」のステージでハリーに謝罪。1週目同様、巨大ビジョンにプエルトリコの旗を抱える男性の写真が添付された匿名ツイートを映しだした彼だが、文章は「ハリー、ごめんね。僕のチームの間違いだった。僕らは君を愛している」に書きかえられていた。
公衆の面前でハリーに謝罪したバッド・バニー。今回の件が原因で、ハリーとの間に不協和音が生じないと良いが・・。