メーガン妃 Photo: Shutterstockメーガン妃 Photo: Shutterstock

先日、英ヘンリー王子の妻であるメーガン妃が、チャールズ国王に対し王室内の人種差別を訴える手紙を過去に送っていたといった内容の報道が出た。さらにその後「この手紙をリークしたのはメーガン妃本人なのでは」といったウワサがたったのだが、今回これに関しメーガン妃側がコメントをした。

ことの発端は、英The Telegraph誌が4月21日に報じたニュース。同誌は2021年3月、ヘンリー王子とメーガン妃がオプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組に出演した直後に、メーガン妃がチャールズ国王に対し「無意識の偏見」を訴える内容の手紙を送ったと報じた。このオプラ・ウィンフリーの番組で夫妻は「王室メンバーから、メーガン妃のお腹の中にいる子供の肌の色を懸念(けねん)するような発言があった」と語り、王室内で人種差別があるとほのめかした。

また同誌は、この手紙に対するチャールズ国王の対応が原因で、メーガン妃が5月6日に行われる戴冠式(たいかんしき)を欠席するのではとも報じた。

さらにその後、この手紙の件は「メーガン妃本人がメディアにリークしたのでは」といった報道も出た。

そんな中、メーガン妃のチームはこの事態について正式な声明を発表。声明では「サセックス公爵夫人は、4年前の会話(人種差別的発言)に関する2年前のやりとり(手紙)について考えてはおらず、現在の人生を歩んでいます。これ以外の憶測は虚偽(きょぎ)であり、バカげています。私たちはタブロイド紙や王室の特派員たちに対し、これ以上疲弊(ひへい)するようなガセネタをやめるように勧めています」と、メーガン妃がリークしたことを真っ向から否定した。

先日、5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式に、ヘンリー王子は出席するがメーガン妃と2人の子供たちは欠席すると公式な発表があった。メーガン妃が欠席する理由に関し、関係者はPeople誌に対し「メーガン妃が欠席する理由は、息子のアーチーくんの誕生日が戴冠式と同じ日(5月6日)であるため、カリフォルニアに残り誕生日をお祝いするからです」と語っていた。