那須川天心と、手越祐也那須川天心と、手越祐也

有名人や著名人に付与されていたツイッターの「認証バッジ」が、ついにはく奪された。

昨年10月、世界で4億人以上が利用する短文投稿プラットフォーム「ツイッター」を買収した、実業家のイーロン・マスク

自身が代表になって以降、さまざまな改革を行なってきた。そのうちの1つが、「認証バッジの有料化」だ。

有名人や著名人が数多く利用するツイッターでは、厳格な本人確認が行われたうえで、そのアカウントに青いチェックマークがつく。これは「認証バッジ」と呼ばれ、公式アカウントとして信頼できることを示すものとなっている。

しかし、イーロン・マスクは、この認証バッジの付与を、月額8ドル(日本では980円)の有料サービスに変更した。

すると4月20日(木)、有料サービスに登録していない多くのアカウントから、認証バッジが一斉に削除された。

現時点で、ローマ法王フランシスにはじまり、ビヨンセジェイミー・フォックスヒラリー・クリントンハル・ベリー、そしてツイッターの創設者であるジャック・ドーシーといった世界的な有名人の認証バッジがなくなっている。

ハル・ベリーは、認証バッジがついていた頃の自分をなつかしむようなネタ画像と、爆笑している絵文字を投稿。

また、日本の芸能人も認証バッジをはく奪されたことに反応している。

モデルの藤田ニコルは、「お金払わないと公式マーク消されるみたいで消された。有名になってきた時に公式マークついたのが高校生のときめちゃくちゃうれしかったな。でも消えたいま。もはやいらないまであるな。お金払ってまでの価値があるのかもわからない」と、有料化した認証バッジの価値について疑問を呈した。(現在、藤田ニコルは認証バッジが復活している)

さらに、タレントの手越祐也は「へー公式マーク消えたのねー!まーでも、、どうでもよくない?俺は俺だし」と、気にしていない様子を見せた。

ボクサーの那須川天心の反応↓↓

一方、スポーツ界のスターの中には、月額の支払いに同意し、認証バッジを維持している人物もいるようだ。

NFL(アメリカンフットボール)のレジェンド、トム・ブレイディもその1人。彼はバッジの有料化が発表された時点で、これに反発する姿勢を見せなかった。そのため、素直に有料サービスに登録したものと思われる。

また、NBA(バスケットボール)のスター、レブロン・ジェームズの認証バッジも残っている。しかし、レブロン・ジェームズ本人は当初、有料化に反対しており、「支払うつもりはない」と公言していた。どうやら、彼のSNSを管理するスタッフが、本人の意向に反して有料サービスに登録したようだ。

認証バッジのとつぜんのはく奪には、アメリカのみならず世界中で混乱が広がっている。