●3-2.地盤の安心比較

 上目黒1丁目~5丁目までを見てみると、一番危険度が低いのは、1丁目だということがわかります。ただ、調べてみると軟弱な地盤であり、目黒川もあります。

 過去の調査で危険度のランクは高い場所でしたが、高架下の再開発で街が整備されたこともあり総合危険度は良化しているようです。

 倒壊危険度は1ヘクタール0.08棟と予想されています。

 一方、1990年に地区計画が決定された上目黒4丁目地区は、東京ガスが所有する敷地内の建て替えが完了した後、目立った動きはありません。

 そのため、街の整備が進まず昔からの小さな住宅も残っているからでしょうか、上目黒4丁目は火災危険度が306位と要注意のエリアとなっています。