しかし、月夜野ドリンクの社長・増田一朗(赤井英和)は、「看板商品をパクるな」と裁判を指示。悩んだ末、知財部は折衷案として、落合製菓にOEM(業務委託)を提案したのだった。

 心温まるハッピーエンドであったが、ネット上では「OEMっていうの勉強になった~。優しい結末でよかったな」「万人受けしない題材なのに、ちゃんと面白かった!」と好意的な声がある一方、「悪くはないんだけど、なんかパンチが足りないな、このドラマ」「法律に興味があるから見始めたけど、よくある人情ドラマって感じ。地味な知財問題をドラマにするのは、やっぱり厳しいのかな」と、インパクト不足を指摘する声も散見される。

 見逃し無料配信動画サービス「TVer」では、「お気に入り数」が39.3万人(4月21日現在、以下同)を数え、67.7万人の『わたしのお嫁くん』に差をつけられている『それってパクリじゃないですか?』。これ以上、ワースト記録を更新しないことを祈りたい。