ジョージ・クルーニージョージ・クルーニー Photo : Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

『オーシャンズ11』の主演ジョージ・クルーニーは、マーク・ウォールバーグやジョニー・デップといったスターが同作への出演を見送っていたことを明かし、おそらく彼らは今、それを後悔しているだろうと語った。

スティーブン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ11』は、フランク・シナトラがダニー・オーシャン役で主演した1960年の同名映画のリメイク版。ジョージがカリスマ的な泥棒ダニー・オーシャンを演じ、ラスベガスのカジノ3つを同時に襲う複雑な計画を実行に移すというストーリーだ。

2001年に公開され、大成功をおさめた本作。2004年には『オーシャンズ12』、2007年には『オーシャンズ13』が公開された。さらには、サンドラ・ブロックがダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャン役で女性ばかりの『オーシャンズ8』も制作された。

TCMクラシック映画祭でのインタビューで、ジョージは、『オーシャンズ11』でマット・デイモンが演じたライナス役にはマーク・ウォールバーグとジョニー・デップの2人が打診されていたことを明かした。ジョージは「スティーブン(・ソダーバーグ監督)は『エリン・ブロコビッチ』と『トラフィック』を撮ったばかりで、2作品とも監督として(アカデミー賞に)ノミネートされたんだ。だから、みんな本当にスティーブンと仕事をしたかった」と語ると、監督は「そうは言っても何人かは断ってきた」と明かした。

するとジョージは、「確かにそうだった。とても有名な人たちから、『どっか行け』と言われたこともあったよね。ぼくたちは彼らの家に行き、一緒に座ったんだ。マーク・ウォールバーグ、ジョニー・デップ、他にもいたよ。彼らは今、後悔している。そしてぼくはバットマンをやったことを後悔している」とジョークを放った。