デヴィッド・チョー Photo: John Salangsang/Shutterstock
デヴィッド・チョーの過去の発言がきっかけで、彼が出演しているドラマのボイコット運動に発展している。
現在ネットフリックスで配信されているドラマ「BEEF/ビーフ ~逆上~」に出演しているデヴィッド・チョー。
アーティストとしても活動する彼の過去の発言が、「性的虐待にあたるのではないか」として疑惑の目が向けられており、これが視聴者の拒否反応につながっているようだ。
問題の発言は2014年、デヴィッド自身が司会をつとめるポッドキャスト番組「DVDASA」内で語られたもの。彼はこの中で、ローズという女性からマッサージを受けたエピソードを披露した。
「彼女の手をとって、オレのアソコを触らせたんだ。彼女は、そこに手を置いているだけだった」と切り出したデヴィッドは、ローズが同意しているようには見えなかったと述べたうえで、行為をエスカレートさせたと続けた。
「彼女の後頭部を持って、オレのアソコに押しつけた。でも口を開けようとしない。『口を開けろよ、開けるんだ』と言うと、ようやくやり始めた。だから、そのままオーラルセックスをしてやったんだ」と自慢げに語ったデヴィッド。
同じく司会をつとめていたポルノ女優のアサ・アキラから「それ、レイプじゃん」と指摘されると、デヴィッドは「確かにレイプみたいなやり方だったことは認める。彼女が『セキュリティを呼ぶ』って騒いだらレイプだろうけど、そうはならなかった。でも、刑務所に入れられるかもしれない、というスリルがまた、興奮するんだ」と言い訳とも取れるコメントを残したのだった。
この発言は放送当時も批判を浴びたが、デヴィッドはその後、「エピソードは作り話だった」と釈明。「あの話が本物だったと思わせてしまっていたら、申し訳ない。でも、そうじゃないんだ」と述べていた。
この一連の騒動が、10年近く経って発掘され、ネット上で再び炎上する事態に発展。SNS上では、デヴィッドが出演するネットフリックス作品のボイコットを呼びかける声が日に日に大きくなっている。