岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』が、10月13日(金) より全国公開されることが決定。併せて出演キャスト、ティザービジュアル、特報映像が公開された。
本作の主人公は路上のミュージシャン。その役で映画初主演を務めるのは、6月29日(木) の東京ドーム公演をもって解散するBiSHのアイナ・ジ・エンドで、本作のために自ら歌う詞と曲も書き下ろした。
アイナの歌声とともに本作を彩るのは、日本アカデミー賞新人賞・話題賞を受賞した松村北斗(SixTONES)。松村は「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井監督の大ファンで、このたび岩井に抜擢され初タッグが実現した。
そして『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦。物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに本作のメインを飾るもうひとりは、『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すず。公開された写真ではピンクの髪の妖艶な姿で、どんな女性を演じるのかに期待が高まる。
今回公開となったティザービジュアルは口元を大胆に切り取ったもの。グラフィックデザインをアートディレクターの吉田ユニ、写真を『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影も担当した濱田英明が手がけており、それぞれの目線で岩井が描く世界を“切り撮り”表現している。
また写真のみで広がっていくアイナ、松村、黒木、広瀬の朗読から始まる特報映像は、まだ明らかになっていない岩井が描く“世界”がどんなものになっているのか想像を掻き立てられる内容となっている。
<作品情報>
『キリエのうた』
10月13日(金) 全国公開
(C)2023 Kyrie Film Band