映画『ミステリと言う勿れ』の特報映像が公開された。

本作は、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田将暉)が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで事件の謎が解かれていく新感覚ミステリー。今回舞台となるのは、原作でも人気の高いエピソードの通称“広島編”。広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる。

公開された特報映像は、ヒロインとして整を狩集家の遺産相続事件に巻き込んでいく狩集汐路(原菜乃華)の「久能整くん、力を貸して――。」という言葉と力強い表情に戸惑う整の姿から始まる。ドラマでお馴染みの音楽とともに、“広島編”らしく、宮島の厳島神社や原爆ドームなど、広島の名所が映し出されている。

何やら物騒な汐路の説明とともに、蔵の鍵、日本人形、遺言書、そして神妙な面持ちで映し出される、狩集家の関係者・赤峰ゆら(柴咲コウ)・車坂朝晴(松下洸平)・狩集理紀之助(町田啓太)・波々壁新音(萩原利久)の姿。登場人物がもれなく全員怪しく見える状況の中、整は川へと落ちてしまう――。

また特報の終盤には、激しく洋服を引っ張り合う整と汐路が。「どうして拒否もOKも“結構です”なんだろう日本語って。結構です! 本当に嫌なんです!」と、いつもの整ぶしが炸裂するが、汐路から「面倒くさいなぁ……」と言い放たれる展開に。『ミステリと言う勿れ』らしく、軽妙なおしゃべりや微笑ましいやり取りも垣間見え、今後の展開が気になる内容となっている。

映画『ミステリと言う勿れ』は9月15日(金) に公開される。

<作品情報>
映画『ミステリと言う勿れ』

9月15日(金) 公開

(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社