最近は赤ちゃんに中性的な名前を付けるかたも増えています。その中でも特に人気なのが「かなた」という名前。「かなた」に込められた思いや意味・由来を解説し、さまざまな漢字の組み合わせをご紹介します!「かなた」は男の子にも女の子にもぴったりの名前ですよ!

「かなた」のイメージ

「かなた」の名前の漢字207選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/CgWTqYxHEkg、『Lovely』より引用)

「かなた」という言葉を聞いて、まず名前以外では「遥か彼方」という遠くを指す言葉を思い浮かべる方が多いことでしょう。名前の響きからスケールの大きい様子や遠くまで澄み渡っている様子を表すことができ、親しみやすい響きも兼ね備えています。

男の子の名前、というイメージが強い「かなた」という名前ですが、近年では男の子・女の子のどちらにも名付けられる名前になっています。

実際に、女の子に「かなた」という名前をつけるかたも徐々に増えており、まさに今注目の中性的な印象の名前といえるでしょう。

ひらがなで「かたな」と名付けるのも◎

「かなた」は、そのままひらがなで名付ける方も多い名前です。その言葉の響きそのものに意味が含まれているため、響きが良くて素敵な印象の名前になります。

ひらがなの名前は字面も柔らかい印象で女の子の名前としても人気です。また、ひらがなは読み間違われることが少ないため、より親しみやすさがありますね。

もちろん、「かなた」という名前は漢字で名付けるのもおすすめの名前です。漢字の選び方ひとつでそこに込められる意味には様々な種類が生まれます。

では、「かなた」と名付ける上で、どのような漢字を当てはめられるのでしょうか? ここからは、「かなた」という名前に合わせられる漢字の組み合わせについて男の子・女の子別にご紹介していきます。

発想豊かなイメージの『奏』を使った名前

「かなた」の名前の漢字207選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/rPOmLGwai2w、『Lovely』より引用)

「奏」という漢字は訓読みで「奏(かな)でる」、音楽を演奏するという意味があり、発想豊かなイメージが非常に強い漢字です。そのまま漢字1文字で「奏(かなで・そう)」と名付けられることも多い、人名として広く親しまれている名前ですね。

「かなた」という名前に使用する場合、「奏」を「かな」と読んで「かなた」と名付ける場合が多いようです。

さらに具体的に「奏」の組み合わせ方には男の子・女の子それぞれに様々なバリエーションがあるので、ご紹介していきましょう。

女の子

「奏」はその1文字で「かな」と読みやすいので、「かなた」という名前の場合、漢字2文字で名付けられることが多いですね。特に多い組み合わせがご覧の通りです。

【2文字】
奏多、奏樹、奏代、奏向、奏楽
奏詩、奏歌、奏尊、奏高、奏唄
奏海、奏環、奏陽、奏音、奏方

「奏」は音楽を連想しやすい漢字なので、「楽」「歌」「音」など、音楽にまつわる言葉を組み合わせて「かなた」と名付けるのも素敵ですね。そのほかにも、生まれた季節になぞらえて「海」「陽」などの漢字を合わせて「かなた」と名付けるのも素敵な字面になります。

男の子

男の子の場合、特に「太」「大」など、男の子の名前として使われやすい漢字を使って「かなた」と名付けられることが多いです。イケメン俳優として知られる本郷奏多さんも、「奏」を使って「奏多」と名付けられていますよね。

【2文字】
奏太、奏大、奏泰、奏汰、奏匠
奏嵩、奏妥、奏楽、奏竜、奏佑
奏逞、奏樹、奏尊、奏楽、奏巧

このほかにも、「楽」「逞」などのように、どんなお子さんに育って欲しいかという願いを込めて名付けられたり、器用で優秀な子に育って欲しいという願いを込めて「匠」「巧」などの漢字を組み合わせて「かなた」と名付けられる場合も多いです。