アーロン・カーター Photo: Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstockアーロン・カーター Photo: Image Press Agency/NurPhoto/Shutterstock

昨年急逝したアーロン・カーターの死因がついに明らかになった。

10代の頃から子役としてキャリアをスタートさせ、アイドル歌手、モデルとして活躍してきたアーロン・カーター。

そんなアーロンが、2022年11月5日、自宅のバスタブで死亡しているところを発見された。34歳という若すぎる死に、彼の家族はじめ、世界中のファンたちが悲しみに包まれた。

その後、数ヶ月にわたりアーロンの死因が調査され、4月18日(火)、米ロサンゼルス郡検視官が検視結果を発表した。

検視報告書によると、アーロンは「圧縮ガスの吸引とアルプラゾラム(安定剤)の摂取後、浴槽でおぼれた」と伝えている。

Page Sixによると、正式な死因は「溺死(できし)」で、「圧縮空気缶の推進剤としてよく使われる、可燃性ガスのジフルオロエタンを吸引したことと、抗不安薬のザナックスのジェネリックである、安定剤のアルプラゾラム」が原因であると伝えている。

検視官は「2022年11月5日の朝、カーター氏はランカスターにある自宅のバスタブに沈んでいるところを、通報した家政婦によって発見され、CPR(心肺蘇生法)をするよう指示されました。救急隊員がその場所に呼ばれ、カーター氏は午前11時14分にその場で死亡が確認されました」と事故の経緯を明かした。

事故と断定されたアーロンの死だが、アーロンの元婚約者で、彼の息子の母親であるメラニー・マーティンが、この検視結果を疑問視している。

米TMZに対しメラニーは「検視の結果は私にとって解決するものではありません。死因は溺死とされていますが、浴槽の中でTシャツとネックレスを着用していたとも書かれていて、納得がいきません。なぜ、服を着たまま浴槽に入るのでしょうか?私はまだショックを受けていて、毎日アーロンを恋しく思っています。一連のできごとが理解できないし、この報道は私たちにさらなる疑問を抱かせるだけです」と、検視結果に納得がいっていないことを明かしている。