8月7日(月) から29日(火) かけてPARCO劇場で上演される、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』のキャストメインビジュアルと公演詳細が公開された。

本作は、ロシアの劇作家アントン・チェーホフが1903年に執筆、翌年に初演された作品。今回の公演では、台本はサイモン・スティーヴンスが現代の俳優が語るにふさわしい軽妙な台詞に書き換え、『セールスマンの死』を新たな解釈で魅せたショーン・ホームズがその演出手腕で『桜の園』を立ち上げる。

女主人のラネーフスカヤ役を演じるのは、その確かな演技力で日本アカデミー賞など受賞歴多数の日本を代表する女優原田美枝子。今回、2019年の『MOTHERS AND SONS~母と息子~』以来、4年ぶりの舞台出演となる。

共演には、幼少からラネーフスカヤを慕っていた実業家ロパーヒン役に八嶋智人、新しい思想でラネーフスカヤの娘アーニャに影響を与えるトロフィーモフ役に成河、ラネーフスカヤの養女ワーリャ役に安藤玉恵、娘のアーニャ役に川島海荷、桜の園の管理人のエピホードフ役に前原滉、アーニャの家庭教師シャルロッタ役に川上友里、ラネーフスカヤとともにパリに同行していた若い召使いヤーシャ役に竪山隼太、メイドのドゥニャーシャ役に天野はな、近所の地主ピーシチク役に市川しんぺー、女主人の留守を預かっていた兄ガーエフ役に松尾貴史、そして先代から仕える老召使フィールス役を村井國夫と、舞台のみならず映像でも活躍する俳優たちが揃った。

<公演情報>
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『桜の園』

『桜の園』チラシビジュアル

作:アントン・チェーホフ
英語版:サイモン・スティーヴンス
翻訳:広田敦郎
演出:ショーン・ホームズ

【出演】
原田美枝子、八嶋智人、成河、安藤玉恵、川島海荷、前原滉、川上友里、竪山隼太、天野はな、市川しんぺー/松尾貴史、村井國夫

■東京公演
8月8日(火)~8月29日(火) PARCO劇場
※8月7日(月)プレビューオープン

■宮城公演
9月2日(土) 東京エレクトロンホール宮城 大ホール

■広島公演
9月6日 (水) 上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)

■愛知公演
9月13日(水) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

■大阪公演
9月16日(土)・17日(日) 森ノ宮ピロティホール

■高知公演
9月20日(水) 高知県立県民文化ホール オレンジホール

■福岡公演
9月23日(土)・24日(日) キャナルシティ劇場