ハーフの子どもの名前をつけるポイント
ここからは、ハーフの子供の名前を付ける際の、大きなポイントを見ていきましょう。
海外でも通用する名前にする
ハーフの子供全員がそうだとは言えませんが、ハーフの子供は、両親の出身国である2つの国以外へ移住する可能性もあります。
純日本人の子供と比べて、海外文化に興味を持ちやすいからです。何より、両親のうち片方が出身国とは違う国で生活しているのですから、その様子を見て、出身国ではない国を生活ベースに選ぶこともありえるでしょう。
そうした場合を考えて、日本でしか通用しない名前や、日本語に慣れている人にしか発音できないような名前は避けた方が無難です。具体的には、2文字の名前は海外の人にも発音がしやすく、覚えやすいとされています。
また、海外では良くない名前というものもあります。地球上のすべての国のことを調べる必要はありませんが、両親それぞれの出身国や、世界で多く使われている言語については調べておく方が良いでしょう。
夫・妻の母国でも通用する名前にする
子供にはそれぞれ祖父母がいることが一般的ですよね。祖父母とは両親の両親であり、ハーフの子供の場合は、祖父母のどちらかが外国で暮らしていることがほとんどです。
祖父母のどちらかを日本に呼び寄せて子供と交流の時間を持つという方法もありますが、祖父母が高齢になっていくにつれて、子供の方が海外へ会いに行くケースが増えるでしょう。
また、祖父母だけでなくイトコなどの親戚に会うために海外へも行くケースも考えられます。
そんなとき、祖父母を含む親戚や現地の人にきちんとした名前で呼んでもらいたいですよね。そのためには、両親の出身国どちらでも発音しやすく、悪い意味のない名前をつける必要があります。
また、スペルが同じでも国によって読み方が違う名前というのはややこしくなりがち。両親の母国どちらでも同じ発音となる名前を選んだ方がベターです。
ハーフの女の子の名前♡TOP6
ではここで、ハーフの女の子の名前の人気ランキングをご紹介しましょう♪
6位:サクラ
日本でも人気の名前である、サクラ。由来は、言わずと知れた桜の花です。
日本を代表とする桜の花は、外国人にも人気があります。日本の絵画にもよく登場し、日本を表すアイコンのような存在であるため、日本らしい名前と言えますね。
日本らしい名前でありながら、「Sakura」は外国人にも発音しやすい名前のようです。また、スペイン語圏やロシア語圏など、最後が「a」で終わる名前を一般的な女性名とする国の多さもあり、人気が高いようです。
5位:アン
アンという名前を聞いて「赤毛のアン」を思い浮かべる人も多いでしょう。アンという名前は外国人女性の名前で、昔からある普遍的な名前です。日本でも中村アンさんや杏さんなどがいて、一般的な名前となっていますよね。
4位:レイ
レイという名前も国内・国外ともに人気の名前。2文字なので覚えやすく、発音もしやすいことが人気の理由でしょう。
日本でも海外でも通用する名前ですので、人気があるのも頷けますね。
3位:エミリ
エミリは海外由来の日本人名として市民権を得ている名前。純日本人でも、「英美里」や「絵美理」など、さまざまな漢字のエミリさんが存在していますよね。
元々は英語・フランス語の女性名である「エミリー」から取っている名前であるため、英語圏やフランス語圏ではなじみがある名前といえるでしょう。
2位:エマ
エマは元々英語圏の女性名「Emma」が由来となった名前。日本人でも「英麻」「絵真」など、多くの女性がエマという名前を持っています。
日本でも海外でも通用し、なじみがあるので、人気があります。
1位:リサ
リサという名前は、日本人女性に多い名前です。ラ行を使っているためか、どこか外国風の名前にも感じられますね。
日本語にのラ行には「L」と「R」の発音の区別がないため、アルファベットのスペルは「Lisa」でもあり「Risa」でもあります。好きな方を選んで問題ないですが、ドイツ語圏では「Liza」「Riza」というスペルにするのが一般的なようです。
2文字で覚えやすく発音しやすい上に、日本でもなじみがあるので、ハーフの子供の名前としてはピッタリでしょう。