彫刻の森美術館は、絵本を中心に多彩な活動を続ける亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットのtupera tupera(ツペラ ツペラ)と、空間デザイナー・建築家の遠藤幹子さんが手掛ける「tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパークin 彫刻の森美術館」を4月28日(金)から2024年3月31日(日)まで開催する。


この「しつもんパーク」は、館内に設置されたtupera tupera著「しつもんブック100(青山出版)」をベースにした100のしつもんに答えながら美術館をめぐる、“人と人”、“人と場所” がコミュニケーションでつながる、おしゃべりOKの参加型展覧会。

絵本の原画展示や子どもが楽しめる体験型アート作品も登場。絵本やグッズが充実したショップのほか、カフェではオリジナルドリンクなども展開。年齢を問わず屋内・屋外ともにエリア全体で楽しめる企画に。

ファミリーで楽しめる「遊びのコーナー」や「絵本のコーナー」



メイン会場となるアートホールには、遠藤幹子さんが設計した体験型アート作品を展示。

子供たちが遊びを通して、色彩の美しさや造形の面白さを発見することを目的としている。

また、展示室内ではtupera tuperaが国内で出版した絵本の数々を手に取って閲覧できる。子供も大人も楽しめる絵本の世界をこの空間で体感してみて。

tupera tuperaの絵本原画を特別展示

「しつもんブック100」青山出版 2019年

またアートホール内に同展のきっかけとなった「しつもんブック 100」のほか、

「きゅうきゅうブーブー」岩崎書店 2021年

近著「きゅうきゅうブーブー」

「めがねがね」ひさかたチャイルド 2021年

「めがねがね」の絵本原画を展示。

ハサミを使って丁寧に切ったパーツを貼り合わせて制作された原画の質感や色彩を、出版された絵本とともに鑑賞してみて。

“しつもん”を館内各所に設置


“しつもん”のパネルは、美術館のさまざまな場所にもあるので、“しつもん”に答えながら館内を巡ることができる。

また、英語での“しつもん”も順次展開する予定。詳細は展覧会ウェブサイトやSNSで確認してみて。

■「tupera tupera + 遠藤幹子 しつもんパークin 彫刻の森美術館」開催概要
アーティスト:tupera tupera(ツペラ ツペラ)、遠藤幹子
会期:4月28日(金)~2024年3月31日(日)
会場:彫刻の森美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
開館時間:9:00〜17:00(⼊館は閉館の30分前まで)
料金:美術館入館料
休館⽇:なし(年中無休)
特設サイト:https://www.hakone-oam.or.jp/specials/2023/shitsumonpark/

(まお)