初回の序盤では、主人公・吉野みち(奈緒)が夫・吉野陽一(永山瑛太)の股間に手を伸ばすも、「明日しよう」と拒否される。その後も気持ちのすれ違いが続き、みちは「もう2年もしてないんだよ!」と訴えるが、陽一に「みち、性欲強くない?」と引かれてしまうのだった。

 そんなみちは、会社の上司・新名誠(岩田剛典)にこの悩みを告白。すると後日、新名から「うちもセックスレスなんだ!」と、ファッション誌副編集長である妻・楓(田中みな実)との関係に悩んでいることを伝えられる……という展開だった。

 セックスレスに陥った男女の苦悩が生々しく描写される同作だが、ネット上では「原作を読んで『実写化なんてできるの?』って心配だったけど、奈緒や瑛太が自然に演じてて、見応えあった」「少子化の今、背を向けがちな問題をドラマ化するのは大賛成」と好意的な声が上がっている。

 一方で、デリケートな題材ゆえか、「いろいろな悩みを抱えてる方がいる中で、このようなテーマを堂々とテレビで放送するのはどうかと思います」「このドラマのせいで、世の女性がみんな主人公みたいな不満を持っていると勘違いされそう」とネガティブな意見も散見され、賛否が飛び交っている状況だ。