コンバースのスニーカーにはどんな種類があるかご存知ですか?あの定番のオールスターだけではありませんし、オールスターもキャンバスのものだけでなく豊富な素材のものが展開されています。今回は最新デザインも含めてコンバースの種類を徹底解説します。
コンバースの種類を紹介!
元はバスケットボールシューズとして、今は街を歩くファッションとして長く愛されているコンバース。かっこいいけれど、いろいろモデルがあってどれにするか迷いますよね。
ハイカットにローカット、実は素材もいろいろで、スポーツや街歩きに便利なだけでなく、コーディネートするのも楽しいのがコンバースのスニーカー。
今回は、コンバースの種類を網羅して紹介します。「これ欲しい!」と思える一足が見つかるはず。定番の人気モデルから、2021年の最新デザインまで総チェックしましょう。
オールスター
コンバースのスニーカーといえばこちらが定番。オールスターです。1917年に登場した、元はバスケットボール選手のために作られたモデルです。
当時とデザインはそれほど大きく変わっておらず、実に100年以上も親しまれてきたモデルというのが驚きですね。
脚をすらっと見せるハイカットモデルは、バスケットボールシューズとして選手の足首を守るためのものでした。軽やかなローカットモデルも根強い人気ですね。
オールスターはコンバースの中でも比較的値段が安く、コンバースに初トライしたい方にもおすすめ。キャンバス地で洗いやすい、お手入れがしやすいという点も便利です。
オールスターの見分け方はかかとの部分。「ALL★STAR」とヒールラベルがついています。このモデルになったのは1976年から。1976年以前のものは「チャックテイラー」と呼ばれています。
チャックテイラー
チャックテイラーとはヴィンテージオールスターのこと。今のオールスターの1976年以前のモデルです。1940年代から1970年代まで作られていました。
チャックテイラーと呼ばれるようになったのは、1946年に「Chuck Taylor」の文字のアンクルパッチを入れるようになったためです。
元々はバスケットボールシューズだったため、足を守るため内側に当て布がしてあるのも一つの特徴。ファッションアイテムとなったため、今のオールスターにはその当て布はありません。
パッと見はオールスターにそっくりで見分けがつかないほどですが、同じサイズでもやや大きめなのと、黒地に筆記体で欠かれた「Chuck Taylor」のアンクルパッチが目印です。
現在は復刻版も出ていますが、当時のヴィンテージものはとても貴重なアイテム。高値で取引されることがあるほどの品です。
ジャックパーセル
ジャックパーセルはバトミントン用シューズとして開発されたモデルです。1935年に登場しました。当時のバトミントン世界王者が開発に携わったことから、彼の名を取ってジャックパーセルと呼ばれることになります。
スマートなシルエットでシンプルなデザイン。コーディネートもしやすいモデルです。インソールもしっかりしていて疲れにくいのが特徴。
つま先に入った黒いラインがジャックパーセルの目印。靴が笑っているように見えることから、「スマイル」とも呼ばれます。
ヒールパッチには筆記体の「Jack Purcell」の下に「ヒゲ」模様が入っているのも目印です。
スキッドグリップ
スキッドグリップはテニスシューズとして開発されました。1940年登場です。一見するとコンバースらしさがない…、と思われるかもしれませんが、シンプルながら洗練されたモデル。横幅が少し広めです。
女性のファッションとも合わせやすい靴で、一足あると便利です。グリップ性が高く、インソールのクッション性も高いモデル。街歩きに疲れにくい一足です。
カラーバリエーションも豊富で、パステルカラーが多いのが特徴的。カラフルなファッションを楽しむもよし、お手持ちの服やお気に入りの服と合わせて選ぶもよしです。
ワンスター
ワンスターはサイドに入った「★」マークが特徴的な目印。ジャックスターという、コンバース初のレザーモデルの発展形として1974年に登場しました。
スムースレザーやスエードを素材として製造を開始したものの、材料調達や縫製の技術が難しく、2年で製造中止に。一時は幻のスニーカーとなっていました。
1980年代に製造を再開し、人気モデルの仲間入り。キャンバス地でないコンバースもまたおしゃれで、スエード地が秋冬ファッションにもぴったりです。