しかし昨年11月4日、メンバーの平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太の3人が、CDデビュー5周年記念日の前日となる2023年5月22日をもってグループを脱退し、平野と神宮寺が同日をもってジャニーズ事務所も退所、岸は秋に退所予定であることを発表。残る永瀬廉と高橋海人の2人でグループを継続するとしたが、この衝撃のニュースは日本テレビをも混乱させた。
「11月6日頃には一部スポーツ紙等が、平野らの脱退以降も番組は永瀬と高橋の2人で継続されると報道。しかし同月28日の日テレ定例会見で、福田博之常務執行役員が『今回のことは驚きました』と突然の発表に戸惑いを見せつつ、『当番組についての詳細は未定』と、5月以降について明言を避けたんです。そして今年3月3日に行われた4月期改編説明会では、木戸弘士コンテンツ戦略局編成部長が『現状において番組を終了する予定はない』と発言し、御用メディアにおいても『4月以降も継続』との打ち出しで報じました。それが一転、番組終了が1カ月前に発表されたわけですから、日テレも相当振り回されたのでは。そもそも『キンプる。』は、メンバー脱退騒動がなければ、早ければ2023年春にもゴールデン進出のプランがあったと言われていましたからね」(芸能記者)
ただ、このタイミングでの番組終了は「メンバーの強い意志ではないか」と女性誌記者は語る。
「キンプリは永瀬と高橋で続けられる予定ですが、“5人でやってきた”という意識は残留組も退所組も強いはず。ファンのためにもここで区切りを打つのがベストという判断でしょう。改編期ではなく、5人最後の日ギリギリのタイミングで終了とするのは、日テレ側からのはなむけという面も大きいでしょうね。同じく日テレの『嵐にしやがれ』の最終回のように、5人旅企画も用意されるのでは」