シザ
昨年12月9日(金)に先行配信リリースとなった2ndアルバム『SOS』がアデル以来の快挙となる全米チャート初登場以降トータル10週1位を獲得し、今なお世界中で大きな反響を呼び続けているシンガー・ソングライター=シザ(SZA)。話題沸騰の中、先日新たに同作収録の大ヒット曲「キル・ビル」にドージャ・キャットを迎えた最新リミックス・シングルが配信スタートとなった。また、5月19日(金)には『SOS』のCD商品とアナログ盤商品のリリースも決定した(国内盤CDもリリース予定/詳細は後日発表)。
今年3月に、過去オリヴィア・ロドリゴ/カーディ・B/ビリー・アイリッシュ/アリアナ・グランデといった数々のトップ・アーティストが受賞してきた、米ビルボードの選ぶ<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を見事受賞するなど、チャート・アクション含め世界中から熱い視線が集まり続けているシザ。特に収録曲「キル・ビル」は自身最高位となる全米シングル・チャート初登場2位を記録し、全米グローバル・チャートでも自身初の1位を獲得しているだけでなく、4月15日付の最新チャートでは全米ホットR&B/ヒップホップ・チャートでトータル16週目の1位を獲得したことで、女性アーティストとしては2006年にトータル15週1位を獲得したメアリー・J・ブライジの「ビー・ウィズアウト・ユー」以来の快挙を達成したばかり。
「キル・ビル」(日本語字幕ver)
そんな中ほぼサプライズ・リリースに近いかたちでリリースとなった「キル・ビル」リミックスでは、第64回グラミー賞で「最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)賞」を受賞し全世界で大ヒットを記録した「キス・ミー・モア―」(2022年)でコラボしたことも記憶に新しいドージャ・キャットが参加。冒頭から”I Love You(愛してる)”と囁き、メロウなトーンでリスナーに語りかけるようなドージャのラップが印象的な作品に仕上がっている。
アルバムを引っ提げ、2月21日を皮切りに自身初となる15都市18公演の全米ドーム・ツアー中のシザ。また先日新たにイギリス、ヨーロッパ、そして北米にまたがる追加ツアー・スケジュールを発表するなど、まさしく”絶頂期”の中での最新リミックス・シングルのリリースと、話題作の初CD化/アナログ化の決定に国内外の音楽ファンの熱量は上がっていくばかりだ。
リリース情報
シザ | SZA
最新シングル
「キル・ビル (feat. ドージャ・キャット)」 (Kill Bill (feat. Doja Cat))
最新アルバム
『SOS』(エスオーエス)
<輸入盤CD/アナログ盤>
5月19日(金)発売予定
<国内盤CD>
5月中発売予定(詳細は後日発表)
<デジタル配信(全23曲)>
01. SOS
02. Kill Bill|キル・ビル
03. Seek & Destroy|シーク&デストロイ
04. Low|ロウ
05. Love Language|ラヴ・ランゲージ
06. Blind|ブラインド
07. Used (feat. Don Toliver)|ユーズド(feat. ドン・トリバー)
08. Snooze|スヌーズ
09. Notice Me|ノーティス・ミー
10. Gone Girl|ゴーン・ガール
11. Smoking on my Ex Pack|スモーキング・オン・マイ・エックス・パック
12. Ghost in the Machine (feat. Phoebe Bridgers)|ゴースト・イン・ザ・マシーン(feat. フィービー・ブリジャーズ)
13. F2F
14. Nobody Gets Me|ノーバディー・ゲッツ・ミー
15. Conceited|コンシーテッド
16. Special|スペシャル
17. Too Late|トゥー・レイト
18. Far|ファー
19. Shirt|シャート
20. Open Arms (feat. Travis Scott)|オープン・アームズ(feat. トラヴィス・スコット)
21. I Hate U|アイ・ヘイト・ユー
22. Good Days|グッド・デイズ
23. Forgiveless (feat. Ol’ Dirty Bastard)|フォーギブレス(feat. オール・ダーティー・バスタード)
プロフィール
●本名ソラーナ・ロウ。米ミズーリ州セイント・ルイス生まれ、ニュージャージー州メイプルウッド育ち。クラシック/アヴァンギャルド・ジャズ、ソウル、ヒップホップなどから影響を受けているシンガー・ソングライター(32歳)。
●2011年、自主制作EP『See.SZA.Run』をリリース。翌年には2作目EP『S』をリリースし、早耳リスナーから注目を集め、2013年にはケンドリック・ラマー所属のレーベル<Top Dawg Entertainment (トップ・ドッグ・エンターテインメント)>と契約。同レーベルが輩出する初の女性アーティストとして話題に。
●2014年、3作目EP『Z』をリリース。この頃からビヨンセ、ニッキー・ミナージュの楽曲制作に携わり始め、リアーナのアルバム『ANTI』収録曲「コンシダレーション」に客演し、一躍R&Bシーンで注目を浴びる新星に。
●2017年、満を持してリリースされたメジャー・デビュー・アルバム『コントロール』は、独特な歌い回しとハスキーな歌声、そしてR&Bというジャンルを飛び越えたクロスオーバーしたサウンドが高く評価され、いきなり全米ビルボードR&Bアルバム・チャート1位、全米ビルボード・アルバム・チャートでも3位にランクイン。
●2018年、第60回グラミー賞では主要部門の<最優秀新人賞>に加え、<最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム><最優秀R&Bパフォーマンス><最優秀R&B楽曲><最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス>の合計5部門にノミネートされ、同年において女性最多ノミネート数を獲得するという快挙を成し遂げた。
●2018年以降、R&B/ヒップホップ・シーンに留まることなく、マルーン5やジャスティン・ティンバーレイク、カルヴィン・ハリスなどのメインストリーム・ポップ・アーティストとのコラボを果たす。
●2018年、映画『ブラックパンサー』のインスパイア―ド・アルバム『ブラックパンサーザ・アルバム』のリード・シングル「オール・ザ・スターズ」(ケンドリック・ラマー&シザ)が大ヒット。同曲はグラミー賞で主要部門<年間最優秀楽曲><年間最優秀レコード>部門、またアカデミー賞、ゴールデングローブ賞でも<最優秀オリジナル楽曲>部門にノミネート。
●2020年以降も「グッド・デイズ」(全米ビルボード・チャート9位、全米ホット・R&B/ヒップホップ・チャート3位、Spotifyグローバル・トップ50でも最高5位を記録)をはじめ、「アイ・ヘイト・ユー」や「シャート」など精力的にシングルをリリース。
●2022年12月に待望の2ndアルバム『SOS』をリリース。
●2023年3月に米ビルボードの選ぶ<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>受賞。