1978年の『ハロウィン』の大ファンであるグリーン監督は、オリジナルをリスペクトしながらも、独自の切り口で3作に渡る物語を紡いできた。そんなグリーン監督による新3部作のフィナーレとなる本作について、44年もの間主人公ローリーを演じてきたジェイミー・リー・カーティスも「ものすごく強烈」と表現。マイケル・マイヤーズ(ブギーマン)のバイオレンス度もよりパワーアップしており、メイキング映像ではマイケルの襲撃シーンで細かに演出をつけるグリーン監督の姿が映し出され、“恐怖”の描き方へのこだわりが垣間見られる内容となっている。

また、新3部作にてカーペンターの意思を引き継ぎキャラクターを創作したグリーン監督は、『ハロウィン』シリーズだけでなく、カーペンターの『クリスティーン』や『ザ・フォッグ』を参考にしたという。本作では1978年版のオリジナル版のオープニングを思わせるショットを挿入したり、ローリーの衣装が1978年版と同じようなブルーのシャツを着ていたりと、カーペンターへのオマージュが随所に散りばめられ、シリーズのファンにはたまらない仕上がりになっている。

『ハロウィン THE END』
4月14日(金)公開
(C)2022 UNIVERSAL STUDIOS


提供元・ぴあエンタメ情報

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