6月16日(金) より公開される『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』より、新キャストが公開された。
本作は、2014年1月より4シーズンにわたってテレビ朝日系列で放送されたドラマ『緊急取調室』の劇場版。可視化された特別取調室で厄介な被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」の活躍を描く。キャストは、主人公の取調官・真壁有希子役の天海祐希を筆頭に、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世、杉咲花らドラマレギュラーキャスト陣が続投。劇場版では、シリーズ最大の強敵として内閣総理大臣の長内、そしてその総理を襲撃した暴漢・森下とのスリリングな言葉の攻防を展開する。
主演の天海が「キントリのラストにこれまた強力なゲストの方々にご出演いただきました。」と語るように、本シリーズのラストを飾るにふさわしい強敵ともいえる内閣総理大臣・長内洋次郎役で、ドラマ『半沢直樹』や『鎌倉殿の13人』での怪演も記憶に新しい歌舞伎俳優・市川猿之助が登場する。昨年の6月上旬より本作の撮影に参加した猿之助は、警察官僚、SPに囲まれ移動するシーンで天海ら「キントリ」キャストと初顔合わせ。猿之助の所作や演技を見た天海は「キントリの物語の中の内閣総理大臣と、歌舞伎界を任っていくポジションがリンクするところがあって、手を挙げるだけの所作でも総理でした」と話し、田中哲司と「総理が来た!」と話したという。
そして、その総理を突如襲撃する暴漢・森下弘道役には佐々木蔵之介が決定。事件の鍵を握り、天海ら「キントリ」チームを翻弄する謎多き被疑者として参戦する。共演経験が多い天海と佐々木。そのため、ドラマ撮影時に誰よりもゲストに寄り添い、率先して演技をしやすい空気を作っていた天海が、佐々木に対しては「どんなボールも投げてくれるし、受けてくれる安心感があって、お互いやりたい放題やっていました(笑)」と、数々の作品で共演してきた戦友との取調べシーンの撮影秘話を笑顔で語った。
<キャスト コメント>
■市川猿之助(長内洋次郎 役)
最高の作品、しかも記念すべき“ファイナル“に、ゲストとして出演させていただけるとは夢にも思いませんでした。シリーズ初の劇場版ということで緊張いたしましたが、天海さんの優しさに包まれた現場は、とても居心地の良い現場で、素敵な共演者、スタッフの皆様に支えられ、撮影に臨むことができました。
ぜひ映画館へ足をお運びいただき、素晴らしいチームでお送りする、"キントリ"の世界をお楽しみください。
■佐々木蔵之介(森下弘道 役)
9年もの歴史ある『緊急取調室』の劇場版に出演させて頂けること、大変嬉しく光栄に思います。
私の役柄については……話すな、と言われておりますが、少しだけ。
取調べられました!!
楽しかったです!!
キントリの現場の何が羨ましいかって、どのシーンも最後に必ず天海さんが場を締めてくれるので、特におじさん役者の皆さまが、勝手自由なんです。寛いでいられるんです。一緒になって私までも。
まさか取調室があんなに居心地の良い空間だとは思いもよらなかったです。
あたたかで飛びきり素敵で、スタッフ・キャスト最強なチームワークのキントリ!
『緊急取調室 THE FINAL』、是非劇場でご覧ください。