古風な名前ブームがどんどん高まっている今、「いろは」という名前は多くの方に親しまれています。今回は、古風で素敵な響の「いろは」という名前の由来や込められた思い、そして名前に使われる漢字にはどんなものがあるのか、ご紹介していきます。

「いろは」のイメージ

「いろは」の名前の漢字135選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/MsMISAIe8Qw、『Lovely』より引用)

「いろは」という言葉を聞いて、多くの方はまず「いろはにほへと ちりぬるを…」で続くいろは歌を思い浮かべるかもしれません。それほどに、「いろは」という言葉は多くの方に親しまれており、特に女の子の名前としても採用されることが多いです。

また、「いろは」には「いろ」という響きが入っているので、鮮やかな色を連想する方も多く、そこから色鮮やかで素敵な人生を送ってほしい、色彩溢れる素敵な人柄、多彩な才能を持った子に育ってほしいという願いを込めて名付けられることも多いです。

その響きの美しさから、「いろは」という名前はそのままひらがなで名付けられることも多いですね。ひらがなの名前は近年人気が高まっており、字面も柔らかい印象になることはもちろん、読み間違われることが一切ないこともその魅力だと言えます。

ですが、古風で綺麗な字面・響きを持つ「いろは」という名前は、もちろん漢字で名付けられる場合も多いです。漢字を使って込めたい意味を表現できるのは、日本をはじめ、数少ない国でしか行われていないものです。

以下で、「いろは」という名前に使われる漢字のバリエーション、組み合わせについてそれぞれご紹介していきます。古風で素敵な響きで名付けたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

発想豊かなイメージの『色』を使った名前

「いろは」の名前の漢字135選|由来や込められた思いは?
(画像= unsplash.com/photos/nHGL1pgvTKw、『Lovely』より引用)

「いろは」という言葉を聞いて「色鮮やかな印象」を抱く方は多いです。美しく、色彩豊かな人生を歩んでほしいという願いから、「色」という漢字を使って「いろは」と名付けたい場合、以下のような漢字の組み合わせ方が挙げられます。

【2文字】
色羽、色晴、色春、色葉、色杷
色巴、色映、色陽、色生、色珀

「色」はそのまま「いろ」と読むことができるので、「いろ・は」に分けて漢字を当てはめることで、漢字2文字で名付けることができます。特に春生まれの場合は「春」「杷」を組み合わせたり、植物のように健やかに育ってほしいという願いを込めて「葉」を使うのも素敵です。

「は」と読む漢字は無数にあるので、込めたい願いに合わせて「いろは」という名前を名付けましょう。また、「色」を「い」と読んで漢字3文字で「いろは」と名付ける方も珍しくありません。漢字3文字だと、古風な印象になりますね。

【3文字】
色呂羽、色呂葉、色呂波、色呂晴、色路春
色路映、色路杷、色蕗琶、色蕗巴、色蕗芭

人生を1本の道と捉える考え方は珍しくありません。彩り豊かな道(人生)を歩んでほしいという願いを込めて、「路」という漢字を使ったりと、こちらも様々なバリエーションがあります。特に漢字3文字の場合は、字画数や苗字と合わせた字面も確認して選ぶと良いでしょう。