奈緒が演じるのは、32歳の会社員・吉野みち。夫・陽一(永山)とは結婚5年目の今でも仲はいいが、セックスだけが足りていなかった。気が付けばレス歴2年。毎晩同じベッドで寝ているのに、陽一は決してみちに触れようとしない。派手な下着を購入してみたり、スキンケアしたりと努力を重ねるが、いつも期待外れの結果に終わってしまう。約束してもすっぽかされ、夫の愛を感じられずに過ごす日々。「このまま女として終わるのかなぁ」と漠然とした不安を抱えているうちに、夫婦の関係は少しずつこじれていく。

 「原作はもともと読んでいて、その作品がドラマ化することに驚きました。内容もすごく挑戦的なものになるんじゃないかなと思っていたので、自分が役をいただけて幸せでした」と喜びを伝えた奈緒。主人公・みちを演じる上では「自分がみちとして悩みもがいていくのは責任重大ですが、しっかり心(しん)を持ってやり遂げないといけないと思います」と意欲を燃やした。