「2021年1月3日の初回3時間スペシャルは、18時から19時までの第1部は個人5.6%、世帯8.7%。19時から21時までの第2部は個人6.0%、世帯9.0%でした。しかも、F1(20~34歳女性)、F2(35~49歳女性)層ともに8~9%強という理想的な数字の取り方でスタートしました。しかし、その後の経過は軒並み減少。半年後の2021年7月1日放送分は個人3.8%、世帯6.2%。F1=3.8%とグッと減りましたが、F2=6.9%と何とか持ちこたえていました。しかし、約1年後の2022年10月20日は個人2.6%、世帯4.4%。F1=2.1%、F2=3.6%と、F2も離れてしまっています」(同)

 もはや『VS魂』に道は残されていないのだろうか?

「2022年1月3日の『VS魂正月3時間スペシャル』は第1部が個人3.6%、世帯5.4%。第2部が個人6.0%、世帯8.2%でした。小池百合子都知事、郷ひろみ、木村拓哉ら豪華な顔ぶれが集結したこともあり、まずまずの成績を収めました。また、2023年1月3日の正月3時間スペシャルも、1部が個人4.5%、世帯6.8%。2部が個人6.3%、世帯9.2%。ここでも木村拓哉、郷ひろみといったスターが出演。やはり、この番組が持つ“華やかさ”や“輝き”が奏功したのでしょう。しかし、今の『VS魂』のレギュラー回には、なぜかそれが欠けてしまっている。なんとなく底が見えた気がしますね」(同)

 年1回、正月のキムタク頼みになってしまっている『VS魂』。頭打ちの状態から脱することはできるのだろうか?