ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が、2024年3月に東京建物Brillia HALLで再演されることが決定した。

ミュージカル界の巨星、スティーヴン・ソンドハイムの代表作にして問題作と名高い『スウィーニー・トッド』は、18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師スウィーニー・トッドの痛快で哀しい復讐の物語。トニー賞8部門受賞をはじめとして数々の賞を受賞しており、2023年春からはブロードウェイでも上演が開始している。

今回はスウィーニー・トッド役で市村正親、ミセス・ラヴェット役で大竹しのぶが出演するほか、演出は宮本亞門が担当。この3人による上演は5度目で、2016年以来8年ぶりとなる。なお東京公演上演後、仙台、川越、大阪でツアー公演が予定されている。

■演出:宮本亞門 コメント
最もクレイジーでおぞましく、映画『ジョーカー』にも似た狂気を潜む『スウィーニー・トッド』。極限の格差社会から生まれたヒーロー、トッド役の市村正親さんと、トッドを笑いながら悪へと導くラヴェット役の大竹しのぶさん、それに実力派のキャスト・スタッフたちと8年ぶりにスパークします!ブロードウェイミュージカル史上、最も恐ろしく愛おしいスティーヴン・ソンドハイムの名作、サイコスリラーミュージカルをどうぞお見逃しなく。

■スウィーニー・トッド役:市村正親 コメント
もう一度、『スウィーニー・トッド』をやれる喜び、そしてしのぶちゃんと『スウィーニー・トッド』をやれる喜びを噛み締めています。
今回が本当に最後になるのかなと思うので、一回一回、丁寧に首を切らせていただきます(泣笑い)。

■ミセス・ラヴェット役:大竹しのぶ コメント
また市村さんと歌えるなんて!またミセス・ラヴェットに逢えるなんて!ミュージカルの楽しさを教えてくれたこの作品に再び挑戦が出来ること、幸せとしか言いようがありません。オープニングのあのワクワク感。私の役者人生の中でもトップ3に入ります。自分にとっても勿論ですが、お客様の心に生涯残る作品になるよう頑張るのみです。それだけ素晴らしい作品なのですから。あー、今から楽しみです。

<公演情報>
ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』

2024年3月 東京建物Brillia HALL
※仙台、川越、大阪公演あり

作詞・作曲:スティーヴン・ソンドハイム
脚本:ヒュー・ホイラー
演出:宮本亞門

【キャスト】
スウィーニー・トッド役:市村正親
ミセス・ラヴェット役:大竹しのぶ
ほか