城下 Jr.の在籍数は約200人。その中には一生懸命な子もいれば、それほどでもない子もいる。事務所としても全員の面倒はみきれませんから、定年制は致し方ありません。Jr.は先輩グループのバックダンサーとしてコンサートに出演し、途中でJr.コーナーなどで出て来ることもありますが、その中で目立つ子、ファンから人気が高い子は、実験的にユニットを作ってJr.だけでコンサートをさせたりする。
King & Princeなんて、Jr.時代の「Mr.King」「Mr.Prince」の時からチケットの争奪戦となっていました。だからデビューすれば絶対に売れるとわかっていた。そうやって次の世代のアイドルグループを作ってきたわけです。
売れる見込みがなければ、事務所としてもデビューさせることは難しい。とはいえ面倒見がいい事務所なので、定年制に該当する子については裏方も含めて将来の相談には乗ると思います。実際に、過去にJr.をやめてマネージャーや振付師になった人もいます。
――その定年制を作り、2022年10月末でジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明は、3月21日、新会社「株式会社TOBE(トゥービー)」を立ち上げたことを発表しました。
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