ボクシング映画『ロッキー』のDNAを継承した『クリード』シリーズ最新作で、『ロッキー』&『クリード』サーガ史上最高の興行収入記録を更新している『クリード 過去の逆襲』。初監督にして大ヒット作を生み出したマイケル・B・ジョーダンだが、そんな彼の大ヒット作誕生の裏側に迫る特別映像が解禁された。

本作は、自身のルーツに向き合った『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)、父・子の2世代に渡る因縁を描いた『クリード 炎の宿敵』(2019年)に続く待望の第3弾。マイケル・B・ジョーダンが、ロッキーのサポートを受けながら数々の激戦を繰り広げてきた主人公アドニス・クリードを演じ、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の征服者カーン役で圧倒的な存在感を見せたジョナサン・メジャースが、クリードの幼なじみで“最強の敵”となるデイムを演じる。

特別映像の冒頭に登場するのは、初監督に挑んだマイケル・B・ジョーダン。「長年アドニス・クリードの役づくりに取り組んできた。ともに歩んできたからクリードの家族のストーリーを明確に思い描いていた」と語る。「アクション」の掛け声に続いて、『クリード』第一作からアドニスの妻を演じているテッサ・トンプソンが、「マイケルは素晴らしい監督だった。彼には人をまとめる力がある」と、テキパキと指示を出す監督としての手腕を讃えた。

そして、「ノウハウを授けてくれる監督たちがいた。デンゼル・ワシントン、スティーブン・ケイプル・Jr、ライアン・クーグラーなど経験豊富な監督ばかりだ」とマイケルが続ける。映像では語られていないが、素晴らしい監督たちに加え『NARUTO -ナルト-』『はじめの一歩』『ドラゴンボールZ』など、日本アニメやマンガからも大きな影響を受けたと公言している。

聴覚障がいをもつ娘を演じたミラ・デイビス・ケントは手話で「マイケルのおかげで居心地がよかったです」と微笑む。映像には、サンドバッグにパンチを打ち込む彼女を父がサポートする映像が重ねられる。そして、幼馴染にして最強の宿敵デイムを演じたジョナサン・メジャースが、「マイケルとの会話は、僕の俳優人生を変えた。彼との仕事は普段以上の力が発揮できた。ファミリーのようだった」と、今作を通してふたりだけの強い絆が生まれたと明かした。

クリードを演じながら演出を続けたマイケルに対して、テッサ・トンプソンは「彼は自制心の強い人。まるでアスリートのような仕事のスタイルを見ることができて光栄だった」とコメント。マイケルは「物語や役柄の本質に忠実な演技をすることも楽しかったけれど、独創的なシーンを考え進化させることにもやりがいを感じた」と現場を振り返った。

また、特別映像にあわせてマイケル・B・ジョーダンが演じるクリードの場面写真3点が公開に。最初の1枚はアメリカ国旗をデザインしたガウンを纏って、最強の敵デイムとのリングへと向かうクリードの決然とした表情。続いて、突然現れたデイムをジムに迎えたクリードが幼馴染のグローブに拳を合わせて激励している場面。そして、浮かない表情の夫を見守りそっと手を添える妻ビアンカとの2ショットとなっている。

『クリード 過去の逆襲』
5月26日(金)公開
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