10月の別称を使った古風な名前25選
日本には月の呼び方が1〜12の数字の他に、別称も様々あります。1月は「睦月」、12月なら「師走」など旧暦を使った呼び方は有名ですよね。ここでは、10月の別称を使った古風な名前についてご紹介していきます!
10月の旧暦月名は「神無月(かんなづき)」!ほかにも呼び方がある…!
10月の旧暦での呼び方は「神無月」。各地の神様がある地方に出向く季節という意味で神無月と言われていますが、出雲大社のある地方では、逆に神様が集まる月として「神在月」と呼ぶこともあるそうです。
ですが、この他にも、季節の移ろいから「初冬」「上冬」「初霜月」「大月」「建亥月」と言ったり、時雨月や陽月と言った呼び方もあるそうです。
【男の子】「神無月」をイメージした名前
では定番の神無月・神在月から着想をえた名前についてご紹介していきます。「神」という漢字を取り入れるのが定番ですね。「神」には「か」「かむ」「しん」「じん」など、人名に使う場合は様々な読み方があり、幸運がその子を守ってくれる、という意味を込めることができます。
・神人(かみと)
・神居(かむい)
・神太(かんた)
・神太郎(しんたろう)
・神市(しんいち)
【女の子】「神無月」をイメージした名前
女の子の場合、「かぐら」ちゃんなど、そのまま熟語として成立する名前を取り入れるのもおすすめです。その他にも、「音」「花」など、秋の実りの季節をお祝いする祭りになぞらえた名前にするのも人気があります。
・神楽(かぐら)
・神音(かぐね)
・神月(かつき)
・神花(みか)
【男の子】「初霜月」をイメージした名前
初めて霜が降りる季節、ということでそのまま初霜月と呼ぶこともあります。「初」「霜」などを使う名前が定番ですが、「初」だと1月生まれ(お正月)をイメージする場合もあるので、「霜」を使う方が10月らしい名前になりますね。
・初(はじめ)
・初範(はつのり)
・霜士(そうし・そうじ)
・霜馬(そうま)
【女の子】「初霜月」をイメージした名前
「初」という漢字は響きも可愛いことから女の子の名前の中でも昔から人気があり、古風な印象を持たせます。また、季節感をより出すことができる「霜」は、「冷たい」というイメージから、冷静で理知的な女性というイメージを持たせることができます。
・初(うい・はつ)
・初花(ういか)
・霜奈(そうな)
・真霜(ましも)
【男の子】「建亥月」をイメージした名前
少し珍しいですが、北斗七星から着想を持った「建亥月(けんがいげつ)」も10月を表す漢字です。「建」「亥」という漢字を使用するのが定番で、特に「建」は男の子の名前の中でも定番の漢字。人生を着実に歩む建設的な子に、また北斗七星の方角を示す漢字としての意味も持ちます。
・建(けん・たてる)
・建司(けんし・けんじ)
・亥織(いおり)
・亥夜(かいや・がいや)
【女の子】「建亥月」をイメージした名前
「建」という漢字は女の子の名前に使われることは少ないですが、「たて」と読むことで古風な印象の名前にすることができます、また「亥」は「い」と読むことができ、また暦等を表す漢字として非常にわかりやすいので、女の子の名前に使われることが多いです。
・建乃(たての)
・亥久(いく)
・亥世(いよ)
・亥李(かいり)
秋の名月を感じる漢字/言葉を使った名前35選
秋といえばお月見です。中秋の名月という言葉も有名です。月にまつわる名前は先ほども少し紹介しましたが、さらに「お月見」をイメージさせる名前には様々なものがあります。
中秋の名月を感じさせる漢字・言葉!美しい月夜をイメージ◎
中秋の名月を感じさせる漢字には様々ありますが、「秋の七草」「満(満月)」などがあります。「観(観月)」などが定番ですね。美しいお月見を連想させる名前を決めましょう。
また、七草のひとつである芒(すすき)は人名用漢字に設定されていないので、名前に使うことはできません。芒(すすき)は黄金色をしているため、そうした様子から連想する名前をつけるという考え方もできるでしょう。
【男の子】「秋の七草」をイメージする名前
まずは男の子の名前の中で「秋の七草」をイメージさせる響きなどを持った名前についてご紹介していきます。
秋の七草は「はぎ・桔梗・葛(くず)・撫子・すすき・おみなえし・藤袴」です。健康を願って食べられるものなので、子供の健康を願うのにぴったりです。
・草介(そうすけ)
・草士(そうし・そうじ)
・萩(しゅう)
・萩大(しゅうだい)
・藤悟(とうご)
【女の子】「秋の七草」をイメージする名前
女の子の名前に植物の漢字を使うのは非常に人気が高いです。特に秋らしい名前、中秋の名月にぴったりな名前にするには「萩」「藤」などはもちろん、そのまま響きとして「すすき」という名前にするのもおすすめです。
・早苗(さなえ)
・勧紀(すすき)
・萩花(しゅうか)
・美萩(みはぎ)
・藤乃(ふじの)
【男の子】「満」を使った名前
次に中秋の名月を感じさせる名前として満月の「満」を使った名前を見ていきましょう。
名前によく使われている「満」という漢字には「満ち足りた人生になるように」「恵まれた人生を送ることができるように」という願いを込めることができ、人気があります。
それでは、まずは「満」を使った男の子の名前について見ていきましょう。
・満(みつ・みつる・みちる)
・天満(てんま)
・斗満(とうま)
・俊満(としみつ)
・真満(ますみ・まさみ)
【女の子】「満」を使った名前
「満」は女の子の名前にも使いやすいです。可愛らしい名前にしたい、中性的な名前にしたいと思っている方に人気で、「ま」「み」などの読み方で使うのが一般的です。
・梓満(あずみ)
・恵満(えま)
・満月(みつき)
・満緒(まお)
・陽満李(ひまり)
【男の子】「観」を使った名前
お月見は「観月」とも言い、人名の中でも古風で物事をしっかり見る・考えるという意味合いが含まれていることから、「見」よりも「観」の方が人気が高いです。読みについても「み」「かん」など、読み方も古風で男の子らしいものが多いです。
・観(かん・のぞむ)
・紘観(ひろみ)
・観月(みづき)
・大観(たいかん)
【女の子】「観」を使った名前
物事をちゃんと考えて行動できる女の子に、という意味では女の子にも非常に人気が高いです。特に響きが「み」と可愛らしいことから、女の子の名前に使いやすいことも人気の理由です。
・秋観(あきみ)
・天観(あまみ・てんみ)
・聡観(さとみ)
・月観(つきみ・つぐみ)
・七観(ななみ)