映画『バービー』のケン役ライアン・ゴズリング
Z世代にとって、ライアン・ゴズリングはもはや「おじさん」のようだ。
8月11日に公開される映画『バービー』。世界中で愛されるファッションドール「バービー」と、ボーイフレンドの「ケン」を主人公にした実写化映画で、マーゴット・ロビーがバービーを、ライアン・ゴズリングがケンを演じる。
ところが、先日予告編が公開されて以降、ライアン演じるケンにZ世代(1990年代後半から2010年代に生まれた世代)の一部の人々から苦情が出ているという。
ある若者は予告編の公開を受け、「ライアン・ゴズリングはケン役にしては老けすぎ。申し訳ないけど、あのシワを見ちゃうと映画を見に行く気が起きなくなる」とツイート。さらに「ライアン・ゴズリングは好きだけど、なんであの映画だと、あんなに老けてて肌がカサカサに見えるのかな。髪型のせい?それとも日焼けしているから?いずれにせよ、彼には保湿が必要」「ライアン・ゴズリングは、ケンを演じるにはブサイクすぎるし、老けすぎ。ヘンリー・カヴィルかクリス・エヴァンスならよかったのに」などと辛らつな意見が投稿されている。なお、ライアンは現在42歳、マーゴット・ロビーは32歳だ。
またTikTokでは、ライアン演じるケンを「ケンおじいさん」と表現する若者も現れている。その一方、ネット上ではライアンを擁護する意見も出ている。
「Z世代はライアン・ゴズリングが『老けすぎ』なんて言うけど、たとえ彼が96歳になったとしても、ケン役は彼以外いないと思う」「ライアン・ゴズリングが『老けすぎ』『ブサイク』って!?正気か!?」「ライアン・ゴズリングがブサイクだなんてありえない。怒りさえおぼえるわ」といったコメントも多く投稿されている。
グレタ・ガーウィグがメガホンを取った本作は、カラフルでハッピーな世界に暮らすバービーとケンが、人間の暮らす「リアルな世界」に迷い込んでしまう物語。コメディ要素がふんだんに盛り込まれたファンタジーだ。
映画『バービー』は、8月11日(金)公開。