そんなゴーリーの作品約250点で構成される同展は、彼の終の棲家に作られたボストン近郊のケープコッドにある記念館、ゴーリーハウスで開催された展覧会を再構成したものだ。第一章と第二章では、ゴーリーの冷徹な視点で描かれる子供や、不気味でユーモラスな生き物たちを特集。第三章では、彼が関わった舞台美術やテレビ、映画などの舞台芸術を、第四章ではゴーリーのこだわりの本作りについて、第五章では晩年に住んだゴーリーハウスでの暮らしや芸術活動を紹介する。

あまりにもクールな死生観を持つ謎めいた作品同様、本人自身もミステリアスな雰囲気に満ちたエドワード・ゴーリー。その人生や素顔をのぞき見ることで、ゴーリーの作品が放つ特異な味わいを、知ることが出来るかも知れない。

<開催情報>
『エドワード・ゴーリーを巡る旅』

会期:2023年4月8日(土)~6月11日(日)※会期中展示替えあり
会場:渋谷区立松濤美術館
時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般1,000円、大学800円、高校・65歳以上500円、中小100円


提供元・ぴあエンタメ情報

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