『Jeanne du Barry(原題)』『Jeanne du Barry(原題)』

ジョニー・デップが、ルイ15世役で新境地を開拓している。

元妻で女優のアンバー・ハードとの名誉毀損裁判の決着後初となる、ジョニー・デップの最新出演作『Jeanne du Barry(原題)』の予告編が公開された。

『Jeanne du Barry』はフランス映画で、2011年の映画『パリ警視庁:未成年保護部隊』などを手がけたことで知られるマイウェンが、監督・主演を務めている。今年の5月16日に「カンヌ国際映画祭」のオープニング作品として上映される予定で、同日にフランス国内でロードショーとなる。なお、日本国内での上映については未定だ。

公式ウェブサイトによると同作品は「文化とよろこびに貪欲(どんよく)な、若き労働者階級の女性ジャンヌ・ヴォベルニエが、自らの知性と魅力を武器に社会的地位を上げ、ルイ15世の寵愛(ちょうあい)を受けるまでの様を描いた歴史ドラマ」だという。

マイウェンは主人公ジャンヌ・ヴォベルニエを演じ、パートナーのルイ15世をジョニーが演じる。さらに、バンジャマン・ラヴェルネ、メルヴィル・プポー、ピエール・リシャール、パスカル・グレゴリー、インディア・エールらが出演している。

なお、本格復帰後のジョニーの活躍はこれだけにとどまらない。

舞台「Modigliani」を基にした映画『Modi(原題)』では監督をつとめる予定となっている。この作品では、イタリア人画家で彫刻家のアメデオ・モディリアーニの生涯が描かれる。

この作品についてジョニーはかつて、「モディリアーニ氏の物語を映画化できることは大変光栄であると同時に、恐れ多い気持ちでもあります。モディリアーニ氏の人生は、大きな苦難に立ち向かいながらも、最終的に勝利を手にするものです。見た人すべてが共感できる、普遍的なヒューマンストーリーと言えるでしょう」と述べていた。