映画『ハロウィン THE END』より、映画史に残るホラーアイコン“ブギーマン”がプロモーションで最後の来日を果たし、そのレポートが公開された。
本作は、鬼才ジョン・カーペンターが生み出したホラー映画『ハロウィン』シリーズの最新作で、第1作から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(18)、『ハロウィン KILLS』(21) に続く最終章。前作に引き続き監督・脚本・製作総指揮をデヴィッド・ゴードン・グリーンが務め、凶悪な殺人鬼マイケル(ブギーマン)とジェイミー・リー・カーティス演じる主人公ローリーとの長年にわたる死闘の行方が描かれる。
2月28日、東京駅に突如姿を現したブギーマン。来日するのは2021年公開の『ハロウィン KILLS』以来1年半ぶり、3度目となる。前回は短期滞在だったため叶わなかった、久しぶりの東京観光を楽しむかのように徘徊を始め、駅舎前で立ち止まると、恐る恐る近づいて写真撮影を求める人々が。ブギーマンを刺激しないように距離を空けながら周りを囲むようにして100人以上の人だかりができ、撮影大会が始まった。しかし、あまりにも人が集まりすぎたため、予定していた滞在時間を切り上げ撤退する場面も。
その後、ブギーマンは夜の日比谷、日本橋を徘徊。日本橋では、麒麟像を凝視するブギーマンを仕事帰りのサラリーマンたちが凝視していた。また、別日には若者の町・渋谷に上陸。渋谷パルコや上映劇場の渋谷シネクイントを訪れ映画をPR。若者の聖地・原宿の竹下通りでは、クレープを食べ歩きする人々を眺めるも、ブギーマンの異様な佇まいに所々で悲鳴が上がった。最後に訪れた新宿では、ゴジラ像と記念撮影し、夜の町・ゴールデン街の暗闇に消えていった。
東京の観光名所を満喫したように見えたブギーマンに、シリーズ完結について今の心境を聞いた。
──今回が最後の来日となりましたが、いかがでしたか?
ブギーマン ……。
──なにかお土産は買いましたか?
ブギーマン ……。
──今作が最終章ということですが、続編は本当にもうないのでしょうか?
ブギーマン ……。
──映画の見所を一言!
ブギーマン ……。
──日本で公開を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします!
ブギーマン ……。
シリーズ集大成となるローリーとブギーマンの最終決戦を描いた映画『ハロウィン THE END』は4月14日(金) 公開。
<作品情報>
『ハロウィン THE END』
4月14日(金) 全国公開
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本:ポール・ブラッド・ローガン、クリス・ベルニエ、デヴィッド・ゴードン・グリーン、ダニー・マクブライド
製作総指揮:ジョン・カーペンター、ジェイミー・リー・カーティス、ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン
■出演
ジェイミー・リー・カーティス、アンディ・マティチャック、ローハン・キャンベル、ウィル・パットン、カイル・リチャーズ、ジェームズ・ジュード・コートニー