劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(読み:くろがねのサブマリン)が、4月14日(金) に公開される。このたびゲスト声優の沢村一樹によるアフレコイベントが、本日3月29日(水) に行われた。
劇場版第26作目となる本作の舞台は、東京・八丈島近海にある世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設“パシフィック・ブイ”。メインキャラクターとして灰原哀が物語の鍵を握り、宿敵である黒ずくめの組織と激突。ついに灰原の正体が“シェリー/宮野志保”であることがバレてしまうのかと注目を集めている。
本イベントは、劇場版の舞台となった海上に浮かぶパシフィック・ブイに見立て、様々な海洋生物が揃う水族館「マクセルアクアパーク品川」で実施。沢村はコナンくんとともに登場し、サメやマンタなど数々の魚が泳ぎ、まるで海中にいるような感覚を味わえるドーム型の水槽を目前に、「ヒョウ柄みたいな魚がいる!!」「顔みたいな模様してる!」と興奮ぎみの様子。コナンも水槽に張り付くように見学し、和気あいあいとした雰囲気の中でイベントがスタートした。
「はじめてオファーを聞いた時の感想」や「アフレコ時の印象」を聞かれると、「『僕でいいのかな……?』という気持ちが半分、『やった!!』という気持ちが半々でした。アフレコの台本を頂いてからずっと緊張していましたが、楽しみながらコナンくんの世界に入り込めたらいいなという思いで臨みました。楽しかったです!」とコメント。世界でも初(!?)となる水族館で行うアフレコへの意気込みを尋ねると「コナンくんが横にいると緊張しちゃう……。緊張しすぎて、できればやりたくないです(笑)」と冗談を言いながらも、「ドラマの5倍くらいの厚さに驚いた!」という本作のアフレコ台本を手に、魚たちが優雅に泳ぐ中でアフレコがスタート。
まずは沢村演じる牧野洋輔がコナン・黒田兵衛らと初めて対面し、自己紹介をするシーンに挑戦。テストを終えると、本人の緊張とは裏腹に「本番では真面目にやったほうがいいですよね(笑)」と再び冗談で会場を沸かせた。本番では穏やかながらも真面目な牧野の性格を見事に表現。その完成度の高さにコナンと会場から拍手が沸き起こる中、沢村は「なんだろう……。涼しいのに汗が……。(笑)」と緊張を隠せない一面を覗かせた。
2シーン目はパシフィック・ブイで新技術のテストを開始する、緊迫感のある場面。「ファーストアクセス!」とエンジニアたちに指令を出すセリフでは、緊張感の中にも頼もしさを感じさせる声色を披露し、再び会場から拍手が沸き起こった。
アフレコ終了後に感想を尋ねると「この雰囲気の中で緊張感しかなかったです(笑)」と一言。MCから「過去に水族館でアフレコをしたことはありますか?」と問われると「ないですよ!!(笑)いや、過去に3回くらいはやったかなぁ……?冗談です(笑)」と沢村節が炸裂。終始和やかな雰囲気の中、笑いの絶えないイベントとなった。
併せて、牧野洋輔の新場面写真3枚が公開された。