ワン・ダイレクション ※ナイルは右から2人目(2014年撮影) Photo: David Fisher/Shutterstock
英人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクション(以下、1D)のメンバーで現在はソロ歌手として活動しているナイル・ホーランが、自身の未発表曲の感想を聞きたいときは、1Dメンバーに聞いていることを明らかにした。
6月9日に新アルバム「ザ・ショー」をリリースするナイルは、Esquire誌とのインタビューにて、自分の未発表曲をよく1Dメンバーに送っていること、そして彼らからフィードバックをもらっていると告白した。
「毎回じゃないけれど、意見が必要なように感じたら、いつも送るんだ」
ナイルは続けて、「今回はルイに送ったよ。彼は正直な意見をくれた。それって便利だといつも思っているよ。僕らは何年にも渡って、たくさんの曲をリリースしてきたから、何がすばらしいか、そうじゃないか分かっている。1Dボーイズやアーティストたち皆にいつも曲を送りまくっては皆の意見を得ようとしているんだ」とも回答。ハリー・スタイルズやルイ・トムリンソン、リアム・ペインらの意見に絶大な信頼を寄せていることを明かした。
この数週間前、ナイルはトーク番組「The Kelly Clarkson Show」のインタビューにて、バンドメイトと「絶えず」連絡を取っていると発言。「僕たちは常に話しているよ。それってすごい良いことだよね」と語ったナイルは、1Dについて「またやりたい」とも述べていたという。
ワン・ダイレクションのメンバーたちはここ最近、お互いについて言及する機会が急増している。2月5日(現地時間)に米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた世界最高峰の音楽祭典「第65回グラミー賞授賞式」で「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」「年間最優秀アルバム」の2部門に輝いたハリー。グラミー賞後、リアムとナイルはそれぞれのSNSを通じて、ハリーの快挙を祝福していた。
また、2月11日(現地時間)に開催されたイギリスの音楽アワード「2023 BRIT Awards」で最優秀ブリティッシュ・アルバム賞を含む4冠に輝いたハリーは、受賞スピーチで「僕に伝えずに『X Factor(オーディション番組)』に応募してくれたお母さんありがとう。そしてナイル、ルイ、リアム、ゼイン(※)に感謝したい。君たちのおかげで僕はここにいるのだから。本当にありがとう」と、メンバー全員の名前をあげ、大きな話題を集めた。
※ゼイン・マリクは2015年にグループを脱退。
さらに、3月16日(現地時間)に、ルイのドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のプレミアイベントが開催された際には、リアムが応援にかけつけた。その翌日、インスタグラムを更新したリアムは「ぼくの人生で、君に出会えたことはとても幸運だし、感謝している。君と一緒に過ごしたあの小さなグループは、ぼくの人生を救ったんだ。君は暗いところからぼくを引きずり出してくれた」と、ルイへの感謝をつづっていた。
そのほか、ナイルがアルバム「ザ・ショー」からの先行シングル「Heaven(ヘヴン)」を2月にリリースすると、ルイは同曲をインスタグラムのストーリーにシェア。昨年にはゼインが1D所属時代の楽曲「You & I」「Night Changes」を歌う動画をインスタグラムに投稿し、ファンは大騒ぎとなった。
☆「You & I」を歌うゼインの動画はこちら☆
☆「Night Changes」を歌うゼインの動画はこちら☆