映画『AIR/エア』が本日4月7日(金) に全国公開を迎えた。

本作は、共同脚本としてマット・デイモンとベン・アフレックのふたりが新たに手がける感動の実話。当時落ちぶれていたナイキのバスケットボール部門の負け犬チームたちの一発逆転の賭けと取引、そして伝説のシューズ“エア ジョーダン”の誕生までを描く。

「多くの観客は驚くと思うけれど、それこそがこの物語の魅力だよ」と語るのはベン。題材となった「エア ジョーダン」を発売当時から履いていたほど大好きだったというベンだが、その理由のひとつが、マイケル・ジョーダン自身を強く連想できたからだという。

「人のアイデンティティをシューズに結びつけるという、天才的な発想だったんだよ」と当時の衝撃を振り返るが、対照的にマット・デイモンは、当時はエア ジョーダンを買えなかったそうだ。しかしその当時のことははっきりと記憶にあり、「エア ジョーダンの誕生は、シューズ全体の文化を変えた最もクールなものだった。みんなの心をつかんだマイケル・ジョーダンの存在によって、僕たちのカルチャーで急激な変化が起きたんだ」と語る。

1984年に起きた「エア ジョーダンの誕生秘話」は、当時から現在に至るまで多くの人々とカルチャーに影響を与えたが、それを映画化したふたりは本作に込めた想いについて「登場人物たちの人生において、とても重要な時期だった。誰もやったことのないことに挑戦する負け犬たちの物語にしたかったんだ」(マット)「この物語が観る人たちとつながり、心に響くことを願っている。有意義で、実りある映画体験になってくれると嬉しい。それこそが物語を語るうえで私が大切にしていることだ」(ベン)と明かしてる。

さらに本作の日本公開を記念し、マットとベンのふたりから、日本のファンへ向けたメッセージが込められた特別映像も公開となった。「日本のみなさん こんにちは」というマットからの挨拶にはじまり、本作のあらすじを紹介しながら、ベンは「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」「ただのシューズじゃなくなる」という、本作でも重要なフレーズを語っている。

<作品情報>
『AIR/エア』

公開中

監督:ベン・アフレック
脚本:アレックス・コンベリー
製作:ピーター・グーバー、ジェイソン・マイケル・バーマン、デビッド・エリソン、ジェフ・ロビノフ、マディソン・エインリー、マット・デイモン、ベン・アフレック

出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、クリス・メッシーナ、マーロン・ウェイアンズ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス

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