「ボトックス」を20年間打ち続けてきた女性ブレンダ・ブレイ「ボトックス」を20年間打ち続けてきた女性ブレンダ・ブレイ

20年間続けてきた顔へのボトックス注射をやめた女性が、その後の変化を報告する動画が話題となっている。

現在、TikTokで38万4000回もの再生数を記録するのは、「@nursebblay」のユーザー名で活動するブレンダ・ブレイの動画。

この中で彼女は視聴者に向かって、「20年間ボトックスを使い続けている人が、やめたらどんな風になるのか、考えたことある?」と語りかけている。

そして、ブレンダ・ブレイが自身の額(ひたい)を指さすと、眉間と頭頂部付近の筋肉がほとんど動いていないことがわかる。

「10月にボトックスをやめたから、いまはかなり消えていると思うんだけど、筋肉の動きがないことに気づくわよね。私、この筋肉を長い間使っていなかったの」と語ったブレンダは、「だからいま、私の筋肉は再構築を始めているような段階なのね」と続けた。

ブレンダは筋肉の動きやシワは戻り始めているものの、まだ100パーセントではないとしたうえで、「心配しないで。ちょっと休息期間を取っているだけだから」と付け加えた。

ブレンダによると、「筋肉を活性化」させ、ひたいに「ふくらみを保つ」ため、定期的に休息期間を設けているそうだ。

The Post紙の取材に対しブレンダは、ひたいの筋肉が動かないのは「ボトックス注射によって引き起こされる筋萎縮(きんいしゅく/筋肉がやせること)の一種」だと説明している。

ボトックスは「オノボツリヌストキシンA」という毒素を使用し顔の筋肉を一時的に緩める美容注射で、シワ改善や小顔にする効果があるとされている。

なお、ニューヨークの皮膚科医パトリシア・ウェクスラーは、ボトックスを休みなく一貫して使用した場合、筋肉が「使用不足」によって萎縮してしまう可能性があると指摘している。