安藤忠雄と、キム・カーダシアン
人気リアリティスターで実業家のキム・カーダシアンが、日本の建築家の安藤忠雄とプロジェクトを進めていることを明らかにした。
親日家のキム・カーダシアンは、これまでに何度も来日を果たしていることで知られている。過去には元夫でラッパーのカニエ・ウェストや、姉のコートニー、妹のクロエらと一緒に来日。つい先月も、自身の子供たちと一緒に桜が満開するシーズンに合わせて来日。「ハリネズミカフェ」や「Ninja Restaurant」に訪れる動画を公開していた。
そんなキムが、日本の建築家の安藤忠雄とプロジェクトを進めているという。
安藤忠雄は、日本を代表する建築家の一人で、コンクリート打ち放しと光と影をあやつる設計で有名だ。代表作には北海道の「水の教会」、六本木の東京ミッドタウン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」、表参道ヒルズ、デビュー作の「住吉の長屋」、茨木春日丘教会「光の教会」、直島の「ベネッセハウス ミュージアム」があり、さらに海外では、アメリカ・テキサス州の「フォートワース現代美術館」、上海の「上海保利大劇場」、韓国の「Museum San」が有名で、日本国内のみならず、国外でも活躍している。
また2021年、キムの元夫のカニエ・ウェストは、ロサンゼルス・マリブにある、安藤忠雄がデザインした家を約63億円で購入したことも記憶に新しい。
今回キムは、来日したタイミングで安藤忠雄と会い、その時の写真を投稿。「巨匠、安藤忠雄と会い、過去2年間取り組んできた夢のプロジェクトについて検討し、話し合いました。私は日本の彼のオフィスを訪れ、着工前の最終仕上げを行いました。彼と一緒に仕事をする機会を得て、この特別なプロジェクトが実現するのを見ることができ、とても光栄で、信じられないほど謙虚な気持ちになりました」と、安藤忠雄への敬意を表した。
キムがいったいどういった建物を何のために作っているのかは現在わかっていないが、キムのインスタグラムの投稿には、コンクリート打ち放しの筒状のような建物、階段が少し写っているエリア、そして外観もコンクリートのイメージ写真を投稿している。近い将来、このプロジェクトの詳細が明かされるだろう。