「今度は僕が、恩返しをする番です!」──。球界の元気印だった杉谷が、14年間プレーしたプロ野球の世界から離れ、会社を設立することを決めた。「拳士は拳士らしく」という恩師・栗山英樹監督の言葉で決断し、スポーツの魅力を伝えるため、世界中の笑顔のために動き始めたのだ。4月からは、スポーツに関わるビジネスをスタートさせる。
ユニフォームを脱いだ彼が真っ先に訪ねたのは、「野球人生が変わった」という武者修行の地・オーストラリア。そして、家族との時間、自宅で学び考える日々、子どもたちとの触れ合い。さらにはアメリカで、日本代表の“侍JAPAN”が挑んだ「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」決勝ラウンドを生で見た杉谷は何を感じたのか。番組では、HTBだけが撮影を許され、撮り続けた杉谷の秘蔵映像を公開する。