イタリア産のアップルレザーを用いて、バッグや財布などの植物性のヴィーガンレザーアイテムを展開しているライフスタイルブランド「LOVST TOKYO(ラヴィストトーキョー)」が、今春から、国産アップルレザーを用いた商品の展開をスタートした。

植物由来のヴィーガンレザー


アップルレザーは、本来であれば廃棄されてしまう、皮や芯などりんごジュースの絞りかすを乾燥させ、合成レザーの原料のポリウレタン樹脂と合成することで生まれた植物由来のヴィーガンレザー。

動物の犠牲を生まないだけではなく、環境に配慮されているのが特徴で、一般的な合成皮革と同様に、非常に軽量で水に強いという利点も備えている。


これまで「LOVST TOKYO」では、主にイタリア製のアップルレザー「Apple Skin」を用いて商品開発を行ってきたが、青森県のJAアオレンと共和ライフテクノの協力を得て、国産アップルレザー「aplena」の開発に着手。


ついに、今春からの国産アップルレザーを採用したアイテムのリリースを実現した。

カーボンオフセットの取り組みを推進

さらに、「LOVST TOKYO」は、カーボンフットプリントを開示し、カーボンオフセットの取り組みを推進。


今回の国産アップルレザーの展開は、素材の調達におけるカーボンフットプリントを大きく削減し、カーボンオフセットを加速させることにつながるという。

アップルレザーを使った新商品


4月末以降発売開始予定の「Apple Rucksack」26,400円(税込)は、大人気の「Apple Rucksack」のデザインや機能性はそのままに、よりカーボンフットプリントを削減できる素材に一新。


ブランド初の、リサイクルコットン×アップルレザーの異素材コンビバッグ「Apple Canvas Tote Bag」¥22,000円/刻印サービス1000円(税込)は、“大人がモテるキャンバスバッグ”をテーマに、カジュアルすぎない上品なデザインに仕上がっている。


ビジネスラインから発売されたスクエア型のリュックサック「Apple Square Rucksack」26,300円(税込)は、ユニセックスで使いやすいアイテムを目指し、シンプルかつミニマルなデザインだ。

「グレープレザー」アイテムも登場


さらに、今春からはブランド初の「グレープレザー」を使用したオリジナルトートバッグ「Grape Vine Tote Bag」27,600円(税込)も登場。

「グレープレザー」は、ぶどうの搾りかすに植物性のオイルを加え、水溶性ウレタンと配合してつくられており、表面の樹層は天然の原料が50%以上も含まれている。