今回で第16作目となり、すでに慣れ親しんでいる風間という人物について、北大路は「ワンポイントリリーフなので、そういった時に駆り出される、物事を臨機応変に解決できる、ある才能を持っている主人公・風間昭平という感じです。どんな大きな事件でも小さな事件でも全身全霊で輪を組んで取り組むというのが風間昭平のテーマです」と評す。
さらに、「事件というものは、大きいものも小さいものも、われわれの周りにありますが、それを皆さん感じながら毎日生きています。しかし、それに直接的に触れ合うのは警察という職業で、その覚悟は署長をはじめ、刑事さんたち皆が持っています。美しい富士山の大自然の中で、もし自然を汚すような事件が起こってしまったら申し訳ない、今回のセリフの中でもありますが、『われわれ日本人のふるさとである』という思いがあるので、毎日ロケで富士山の美しい姿・情景を見ながらこのドラマを進行しました。物語は事件を解決するというテーマですが、そういう大自然にわれわれは放り出されている、その大自然の中でそれぞれの思いを持って生きているんだと思います」とコメント。