ミュージカル『サンキュー・ベリー・ストロベリー』が、4月5日(水) に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで初日を迎えた。

本公演は、2018年8月に韓国・ソウルの演劇の街テハンノで誕生したオリジナルミュージカル。独り暮らしの老女と、彼女のもとに突然やって来たケアロボットが織り成す、ちょっと不思議で、とてもリアルで、とても温かい物語が反響を呼び、同年の「韓国ミュージカルアワード」にノミネート、2021年には再演が実現した話題作で、日本では今回が初演となる。

お茶目で愛おしくなるケアロボットを演じるのは、この作品で舞台単独初主演となる真弓孟之(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)、独り暮らしの老女・エンマは、その圧倒的な存在感を誰もが知る土居裕子と高橋由美子がWキャストで務め、原田優一、まりゑが脇を固める。

突然現れたケアロボットの「サンキューと言って下さい」というメッセージ、ロボットによって変わる老女・エンマの日々、そしてエンマの忘れたいはずの記憶とは……。心と身体がほんのり温まり、優しさに癒される感動のミュージカルとなっている。

『サンキュー・ベリー・ストロベリー』は4月16日(日) まで同所で上演後、4月26日(水) から30日(日) に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。

■真弓孟之(AmBitious / 関西ジャニーズJr.) コメント
ロボット役の真弓孟之です。僕が演じるロボットは、相手のことを思ってあえて空気を読んでいないようなシーンがよくあるので、そこが素の自分に近くて、いつもの自分でいられる様な役だと感じています。初めてのミュージカルということで、こんなに濃厚に音楽と向き合う時間を過ごすのも初めてで、新しい発見もあり、すごくいい経験になっています。物語が進むにつれて、エンマがロボットに心を開く過程が好きなので、注目して頂けたらと思います。僕自身が稽古中から泣いてしまうようなお話なので、たくさんの人にご覧いただきたいです。今日から24公演、最後まで走り抜けられるように頑張りますので、よろしくお願いします。

■土居裕子 コメント
私が演じるエンマは、8か月もの間、陽の光を浴びずに、どんな生活をしていたんだろう?というようなおばあちゃんですが、私もだんだんその年齢に近づいてきて、自分と照らし合わせながら演じさせていただいております。愛や優しさに溢れた物語で、真弓くんが演じるロボットは常に誰かをサポートするために作られています。自分よりも他の人を愛し大切にするという事が一貫して流れている、これが胸を掴まれるポイントの一つになっています。また、エンマがポロッという言葉に少し哲学的なことが含まれていて、それも聞きどころです。素晴らしい作品ですので、楽しくご覧頂けたら嬉しいです。

■高橋由美子 コメント
これまでも同じ役を何人かで演じる機会はありましたが、今回は過去の作品と全く異なっていて、Wキャストでエンマを演じる土居さんのいいお芝居を見ながら、私にとって新たなチャレンジもあるなと思いながら、エンマという役に挑戦しています。真弓くんが演じるロボットが可愛らしいので、ご覧いただいているお客さまにも「ああいうロボットってどこで買えるんだろう?」って、思ってもらえるようなチャーミングさをたくさん感じていただけたらと思います。お客さまの気持ちがあたたかくなるような作品をお届けしますので、ぜひ劇場へお越しください。

<公演情報>
ミュージカル『サンキュー・ベリー・ストロベリー』

作:パク・ヘリム
音楽:パク・ユンソル
演出・訳詞:荻田浩一
音楽監督:堀倉彰
出演:真弓孟之(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)、土居裕子 / 高橋由美子(Wキャスト)、原田優一、まりゑ

【東京公演】
4月5日(水)~16日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト
チケット料金:全席指定9,500円(税込)
※未就学児入場不可

【大阪公演】
4月26日(水)~30日(日) サンケイホールブリーゼ
チケット料金:S席9,500円(税込)/ブリーゼシート7,500円(税込)
※全席指定/未就学児入場不可